小児科看護師が子育てで大切にしていること、実践した10のこと~こどもの健やかな心と体を育むために~

こんにちは。健康子育てアドバイザー・小児科看護師のよしぇりんです。

この記事では、私自身が母になってから、こどもたちの健やかな心と体を育むために、自身の子育てで実践してきたこと、大切にしてきたことを綴ります。

私が子供たちの健やかな心と体を育むために大切にしてきたことは、

・子どもの気持ちを受け止めてあげること

・基本的な生活習慣を整えてあげること

この2つです。

そして、子育てで実践してきたことは、以下の10個です。

1、ベビーマッサージ
2、おんぶ&家事の実況中継
3、絵本の読み聞かせ
4、わらべうた
5、おひなまき
6、ベビースリングでの抱っこ
7、おむつなし育児
8、ベビーサイン
9、ヘルシーなごはん&おやつ
10、十分に甘えさせてあげること

2013年 長男誕生!母になる

「おぎゃー!おぎゃー!!」

元気な産声を上げて長男が誕生しました。

それは、暖かな春の日の満月の夜。

陣痛が来てから丸一日程。

病院に入院してからは、約6時間程だったと思います。

 

出産の前々日、出産予定日が近かった私は、妊婦検診で助産師さんに「予定日が近いのでいっぱい動きましょう。スクワットをすると良いですよ。」と聞きました。

その日の夜、さっそく夜寝る前にスクワットをしました。

すると、その日の夜中に、陣痛のようなお腹の張りと痛みが!

翌日には、本格的な陣痛になりました。

スクワット効果、恐るべし^^;

 

出産では、終盤に、赤ちゃんの心拍数が下がって、酸素マスクを着けられ、ベッドごと分娩台に運ばれて、慌ただしい場面もありました。

が、いたって安産で長男を出産することができました。

夫も立ち合い、それはそれは、幸せな瞬間でした。

生まれたばかりの我が子をすぐに胸に抱き、我が子への愛おしさで、胸がいっぱいになりました。

生まれた直後にカンガルーケア(=生まれてすぐに母親の胸の上で肌と肌を触れあわせて、赤ちゃんを包み込むように抱っこすること)、そして、すぐに赤ちゃんと一緒に過ごすことができるようになりました。

楽しくも大変な?子育ての始まりです。

はじめての子育てに四苦八苦

長男は、自慢じゃないけれど、とーっても手のかかる赤ちゃんでした^^;(笑)

夜泣きはするし、たそがれ泣き(夕方ごろに理由もなくとにかく泣くこと。赤ちゃんなりの理由があるのかもしれませんが、親にも泣く原因がよくわかりません^^;)もするし、車に乗っていても泣くことが多々あり・・・。

抱っこじゃないと寝ないし。

せっかく抱っこで眠っても、布団に下ろすと、数分で起きてしまうことも多い。

布団に下ろしてすぐに起きてしまったら、寝かしつけも始めからやり直し。

寝かしつけをやり直すくらいなら、ずっと抱っこしていた方がましと、眠った我が子を抱っこしたまま過ごしていることもよくありました。

たそがれ泣きは、本当に大変でしたよ。

おっぱいも飲まないし、抱っこしていても泣き止まない。

もう、火が付いたように激しく泣き続けるんです;;

こっちが泣きたくなります。

泣いている我が子を何とか泣き止ませようと必死でしたが、ただ抱っこしていてあげることしかできませんでした。

外に出て歩いてもダメな時は、もうお手上げ。

はぁぁ~~。ご近所の皆さんごめんなさい。ほんと、ご近所迷惑だったと思います。
(苦情は来ていません。ご近所の皆様、暖かく見守って下さり、感謝です。ありがとうございます。)

こんな感じで、我が息子は、よく泣くベビーでした。

その後も、要求の多い子で、2歳頃からのイヤイヤ期も本当に大変でした。(この話は、また追々。。。)

生後2カ月からベビーマッサージを始める

私は、長男が生後2ヶ月になった頃から、ベビーマッサージを始めました。

なぜなら、ベビーマッサージは、親子の絆を深めて、赤ちゃんの心の発達にも脳の発達にも良い影響を与えてくれるから。

マッサージをするお母さんの心も、赤ちゃんへの愛情で満たしてくれます。

胸を手のひらで優しくマッサージすると、うーんと、伸びをするように、とっても気持ちよさそうな顔をする赤ちゃん。

本当に可愛いです。

私は、1日1回、お風呂上りにマッサージをしていましたよ。

1歳までは、ほぼ毎日続けました。

1歳からは、私が仕事復帰をしたり、次男が生まれたりと、忙しい時期があり、なかなかゆったりとしたマッサージタイムを作ることができない時期もありました。

そんな忙しい時期は、簡単なタッチケアを取り入れていました。

そして、タッチケア&ベビーマッサージは、何歳になってもできるもの。

長男が7歳になった2020年現在は、寝る前のマッサージが日課になっています。

寝る前に本の読み聞かせをして、電気を消しておやすみなさい&マッサージタイム。

マッサージをしながら、長男は夢の中へ。

忙しい毎日でも欠かすことができない、息子との大切な大切なふれあいタイムです。
(いつまでマッサージをやらせてもらえるかな?と思いつつ、今は、まだまだ甘えっ子の息子と思いっきり触れ合っています。)

きっと、息子にとっても至福の時のはず。

おんぶ&家事の実況中継

「お味噌汁を作るよ!」

「お鍋に水を入れて、ねぎを切って、わかめを入れて、お豆腐入れて、お味噌を溶いて・・・」

「はい!できあがり」

私は、赤ちゃんに家事の実況中継をしていました。

赤ちゃんには、たくさん話しかけてあげた方が良いから。

たくさん話しかけてあげると、その分、脳が育ちます。心も育ちます。

赤ちゃんの脳は、スポンジのように、新しい情報をどんどん、どんどん、吸収していきます。

なので、私はたくさん話しかけていました。

赤ちゃんにはたくさん話しかけた方が良い、ということは、よく聞くことですが、何を話しかけたらいいんだろうと困ってしまうことが多々あります。

「天気がいいねー」

「おひさまポカポカ気持ちいいね。」

「鳥さんがちゅんちゅん飛んでいるね。」

こんな話をしていても、赤ちゃんから返答がないので、次に話す言葉が浮かばなくなってしまいます。
(もちろん、こんな話もよく赤ちゃんにしていましたよ。見たものそのまま伝えるようにしていました。)

私、話し下手なので・・・^^;

話し下手な私にとって、一番簡単なのは、家事の実況中継。

家事の実況中継は、赤ちゃんをおんぶしながらするので、家事もはかどって、一石二鳥!

一人遊びのできないわが子。

おんぶ好きなわが子。

一緒に遊ぶ感覚でおんぶして、常に話しかけながら家事をするので、遊びながら家事ができるので、ほんと一石二鳥!!

 

ちなみに、おんぶのポイントは、赤ちゃんの顔がお母さんのより上に来るように、高めにおんぶすることです。

おんぶの位置が低いと、赤ちゃんには、お母さんの背中しか見えません。

背中しか見えないと、赤ちゃんは、つまらない。

高い位置でおんぶして、お母さんの目線で、お母さんがやっていることが見えることで、赤ちゃんも楽しい。

見ること、聞くことで、赤ちゃんの脳が刺激されます。

私は、ばってんおんぶ紐(お母さんの胸の前で紐をばってんにして結ぶおんぶ紐)を使っていましたよ。とても楽におんぶができました。

赤ちゃんの育脳 絵本の読み聞かせ

頭のいい子を育てるおはなし366

これが、長男が生まれて、はじめて読み聞かせをした絵本。

そして、ぼろぼろになるまで、一番読んだ絵本。

 

はじめて読み聞かせを始めたのは、長男が2~3ヶ月の頃だったかな?(はっきり覚えていなくてすみません^^;)

赤ちゃんが機嫌よく目を覚ましている時

寝かしつける前に

読み聞かせをするようにしていました。

話しかけるように、たくさん、たくさん、絵本を読んで聞かせてあげました。

お昼寝の前にも

夜の就寝前にも

眠る前には、必ず絵本を読みます。

そのおかげで、息子たちは、本が大好き。

小学生になった長男は、図書館や学校で本を借りてきて、自分でもよく読んでいます。

息子がはまって読んでいるのは、江戸川乱歩の少年探偵シリーズ

これは、年長の頃から、毎日毎日寝る前に読んであげていて、もう13巻まで読みました!

一緒に読んでいる私も、続きが気になり、毎日寝る前の息子との読書タイムがとっても楽しみな時間です。

 

読書が好きになると、子供の「知」の世界が広がります。

好奇心も想像力も育ちます。

読書好きは、子供の財産です。

そして、子供にとって、大好きなお母さんに読んでもらう絵本の時間は、本当に宝物の時間だと思います。

そう思って、子供が大きくなってきた今でも(といってもまだまだ幼いですが)毎日、子どもたちとの絵本タイムを大切にしています。

赤ちゃんと楽しくコミュニケーション わらべうた

生後間もなくの頃から、赤ちゃんとのコミュニケーションに「わらべうた」を取り入れていました。

わらべうたは、古くから伝わるもの。

昔からの子育ての知恵にあふれています。

あそびを通して、こどもへのしつけの意味も込められています。

例えば、月齢の低い赤ちゃんの頃は、お母さんの手を赤ちゃんの目の前でぐーぱーぐーぱーと動かしながら、「に~ぎ、に~ぎ、に~ぎ」と声に出して言います。

しだいに赤ちゃんは、お母さんの真似をして、手を一緒にぐーぱーぐーぱーと動かすようになります。

もう少し大きくなると、「ちょっち、ちょっち、あわわ。かいぐりかいぐり、とっとのめ。」というわらべうたがあります。

このわらべうたは、「よく聞き、よく見るんだよ。」というしつけの意味が込められたものです。

このようにあそびを通して、人間としての基本や人とのつながりを作っていく知恵など大切なことを、赤ちゃんに伝えることができるのが、わらべうたです。

わたしが参考にしていたのは、阿部ヤヱさんの『「わらべうた」で子育て』です。

岩手県遠野市のわらべうたを伝承している阿部ヤヱさんが語ったCDも付いていて、とてもわかりやすいです。

本を読む時間がない時には、赤ちゃんのお世話をしながら、CDを聞いて、赤ちゃんとわらべうたで遊んでいましたよ。

赤ちゃんとのコミュニケーションは、楽しくて、癒されるものですね(*^^*)

赤ちゃんの自然な姿勢「まんまるねんね」のおひなまき


おひなまきした長男。可愛いでしょ(笑)

赤ちゃんって、お母さんのお腹の中にいた時と同じように、何かに包まれていると安心するのですよね。

赤ちゃんって、背中がまんまるですよね。

実は、背中がまんまるの姿勢が、赤ちゃんの自然な姿勢なんです。

だから、まんまるな姿勢で抱っこやねんねをしてあげると、赤ちゃんは、安心します。

だって、赤ちゃんは、お母さんのお腹の中にいた時は、お腹の中でまんまるになっていましたよね。

生まれたばかりの赤ちゃんの背骨は、まんまるくCの字になっているんです。

大人のように背骨がS字カーブができあがるのは、まだまだ先ですが、うつ伏せ→はいはい→お座り→つかまり立ち と、成長するにつれで徐々に背骨のカーブができあがっていきます。

まずは、赤ちゃんの自然な姿勢は、「背中がまんまる」と覚えて下さい^^

赤ちゃんは、背中がまんまるなので、布団に仰向けで寝かされると、背中が伸びてしまって不自然な姿勢になります。

これは、赤ちゃんにとっては、不自然で、落ち着かない状態です。

なので、抱っこで眠った赤ちゃんを布団の上に寝かせるとすぐに起きてしまうという、

お母さんにとって、大変頭の痛~い現象が起きてしまうのです。

この、頭のいた~い現象を回避できて、赤ちゃんが安心してぐっすり眠れて、赤ちゃんの姿勢にも良い、頭の絶壁予防にもなる良い方法が・・・

この「おひなまき」です。

私は、保育士の友人から教えてもらい、さっそく実践していました。

おひなまきした状態で抱っこして寝かしつけ→おひなまきの状態でまんまるの姿勢をキープしたまま、授乳クッションの利用した寝床に寝かす

あら不思議!(別に不思議ではない?(笑))

そのまま眠っていてくれる率がなんと高いこと!

私の場合、このおひなまきは、長男の時よりも次男の時に大活躍。

本当によく眠ってくれて大助かりでした^^v

ベビースリング

赤ちゃんを抱っこする時に使用する抱っこひもには、ベビースリングがおすすめです(*^^*)

なぜなら、赤ちゃんを包み込むようにまんまる抱っこができるから。

先ほどのおひなまきでお話したように、赤ちゃんの自然な姿勢は、背中がまんまる

そして、赤ちゃんは、何かに包まれていると安心するんですよね。

だから、ベビースリングで包むようにまんまるの姿勢で抱っこすると、赤ちゃんは、安心していられるの。

ベビースリングなら、お母さんの手で抱っこするのと同じような姿勢で抱っこができます。

私が初めてベビースリングを使うようになったのは、長男の生後1ヶ月健診の時でした。

首の座らない赤ちゃんを慣れないスリングで抱っこするのは、それはもう、大変でした^^;

1ヶ月健診の前に、家で何度か練習をしましたよ。

スリングは、慣れるまでは、赤ちゃんを抱っこするのに少しだけ時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえば、ほんの数秒でちゃちゃっとだっこできちゃいます^^v

寒い季節は、ジャンパーの中にスリングをつけておけば、ジャンパーを着たままでも赤ちゃんを抱きおろしすることができるので便利です。
(一般的な腰ベルト式の抱っこひもだと、ジャンパーの中で抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしていた場合、赤ちゃんをおろすときにジャンパーを脱がなければいけません。)

ただ、スリングでの抱っこの仕方が悪いと、お母さんの肩が痛くなったりと、抱っこしているお母さんの体に負担がかかってしまうことがあります。

私も、始めは、見よう見まねでスリングを使っていたので、肩が痛くなってしまい、使っていたスリングが使いづらいタイプのものだったのもあり、一時期はスリングを辞めて、腰ベルト式の抱っこひもを使っていました。

しかし、長男が生後5カ月の頃に、たまたま行った、ママ向けのイベントで、ベビースリングを専門に紹介しているブースがありました。

そこで、スリングの装着の仕方を教えていただいて、スリング抱っこをしてみると、驚くほど楽に赤ちゃんを抱っこすることができました!!

しかも、スリングで抱っこした時の赤ちゃんとの密着感。たまりません( *´艸`)

これは!!!

と、思い、その場で新しいスリングを購入して、使い始めました。

スリングを使っていると、抱っこで眠った後に、布団に下ろして寝かせやすかったです。

なぜなら、赤ちゃんをまんまるの状態のまま、スリングごと布団に下ろすことができるから。

一般的な腰ベルト式の抱っこひもだと、抱っこした赤ちゃんを布団に下ろすと、どうしても背中が伸びてしまうので、赤ちゃんに気づかれやすい(>_<)布団に下ろした瞬間に、赤ちゃんがビクっとして、「え~ん!!」←これ、何度も経験しました・・・。

 

ただ、スリングの難点は、片方の肩に負担がかかることです。

赤ちゃんの体重が軽いうちは、特に気になりませんでしたが、重くなってくると、スリングでの長時間の抱っこは、かなり片方の肩に負担がかかって、辛くなってきます。

なので、私は、スリングと腰ベルト式の抱っこひもと併用して、その時々で使いやすい方を選んで使っていました。

短時間の抱っこの時や、自宅で抱っこで寝かしつける時にはスリング。

長時間の徒歩でのお出かけの時には、腰ベルト式抱っこひも。

抱っこひもは、シーンに合わせて使い分けるのが良いですね(*^^*)

生後5カ月 おまるでうんちに成功!ゆるーくおむつなし育児


写真提供:おむつなし育児研究所

息子が生まれて間もない頃、おむつ替えをしようと、おむつを開くとおしっこをぴゅーっと、よく飛ばされていました(笑)

あなたも同じような経験をしたことは、ありませんか?

これ実は、多くのお母さんたちが経験しているんですよね(笑)

聞いてみると、「そう!そう!」と、みんな笑いながら教えてくれます。

私なんかだと、おしっこだけではなく、おむつを外した瞬間に、うんちを勢いよくされ・・・新生児の頃は、水状のうんちなので、飛び散ってシーツが・・・!と、がっくりしてしまうことが何度かありました(笑) 食事中でしたらごめんなさいm(__)m

この現象、当時の私は、よくわかっていなかったのですが、実は、赤ちゃんにとって自然な現象なんですよね。

大人だって、人間以外の動物だって、パンツやおむつの中に排泄しないですよね。

おむつの外で開放された空間に排泄するということが、動物の自然な排泄の姿なのです!

この赤ちゃんの自然な排泄とおむつのことをよく理解すると、子供が成長して、おむつを外そうと思った時に大いに役立ちます。

少なくとも、お母さんの考え方が変わるので、ストレスを最小限にしておむつ外しをすることができるようになります。

 

ところで、「おむつなし育児」ってご存知ですか?

「おむつなし育児」は、おむつを使わない育児・・・ではありません(笑)

おむつに頼りすぎない育児って言った方が、近いかもしれませんね。

先ほどお話した、赤ちゃんの自然な排泄の感覚を失わないように、排泄のお世話をしてあげるのが、「おむつなし育児」です。

 

私は、長男が新生児の頃から、布おむつと紙おむつを併用して使っていました。

日中は、布おむつ。

夜間は、布おむつか紙おむつ。

疲れている時は、紙おむつ。

長男の時は、布おむつがメインだったけれど、次男の時は、紙おむつの頻度が多かったかな?

使うおむつは、なんだっていいんです。お母さんが、無理なく楽しく育児できることが一番ですからね。

 

おむつなし育児は、おむつに頼りすぎない育児です。

そして、新生児からでも出来ちゃいます。

私の場合は、長男が生後5カ月の時に始めました。

赤ちゃんのおしっこが出そうなタイミング、うんちが出そうなタイミングで、赤ちゃんをおまるに捧げてあげました。(座らせるような感じですが、お座りがまだできない赤ちゃんには、お母さんがしっかりと支えてあげます。)

そして、赤ちゃんがお昼寝から起きた後の、一番おしっこが出やすいタイミングで、おまるへGO!!

なんと、生後5カ月、初めてのおまるでおしっこができました。

「うちの子、天才~~!!!」

と、親ばか丸出しで感動しました(笑)

その後、うんちもおまるで出来、(またまた、お食事中の方すみません・・・)

メインで布おむつを使っていた私は、うんちがついた布おむつを洗う手間が省けたことで、大喜びでした!
(まぁ、毎回上手くいくわけではありませんでしたが^^;)

「おむつなし育児」は、おむつの外という開放空間に排泄する、人間としての自然な排泄習慣をつけることで、赤ちゃんの排泄機能が正常に育ちやすく、その後のおむつ外しもスムーズにできるようになります。

さらに、親子の絆が深まったり、赤ちゃんの心が豊かに育っていきます。

これは、排泄の時間が親子の大切なコミュニケーションタイムとなり、赤ちゃんの欲求も満たされるからです。

おむつなし育児で育てられた子は、心の知能指数(EQと言います)が高くなると言われています。

詳しくは、別の記事でご紹介しますね(*^^*)

可愛いベビーサインに胸キュン

ベビーサインってご存知でしょうか?

まだ、言葉の話せない赤ちゃんと、コミュニケーションをとるための、一つの手段です。

ベビーサインは、手話のように赤ちゃんの手のしぐさで、赤ちゃんとコミュニケーションをとることができます。

ベビーサインをしていると、言葉を話せない赤ちゃんでも、しぐさで赤ちゃんの気持ちや要求が分かるようになります。

小さな手で、ベビーサインをする赤ちゃんって、本当に可愛らしいんですよね(*^^*)

私は、長男に生後5カ月の頃からベビーサインを教え始めました。

生後10カ月頃から、自分から頻繁にベビーサインをするようになりました。

はじめて覚えたベビーサインは、「おっぱい」です。

手をぐーぱー・ぐーぱーとにぎにぎするしぐさが、「おっぱい」のベビーサイン。

長男は、おっぱいが欲しくなると、手をぐーぱー・ぐーぱーと、にぎにぎして、おっぱいを要求。

ベビーサインができるようになると、泣かなくても、赤ちゃんは、お母さんに自分の気持ちを伝えられるようになってくるので、泣くことが少なくなっていきました。

離乳食が始まると、「おいしい」や「もっと、もっと」のサインをするようになりました。

そのしぐさが、本当に可愛いの(*^^*)

赤ちゃんのベビーサインには、本当に癒されました~~~!!

健康食を取り入れた、ヘルシーなごはん&おやつ

離乳食のスタートは、慌てずゆっくりでも大丈夫。

長男が赤ちゃんの時に離乳食を始めたのは、生後6カ月の半ば頃でした。

一般的には、生後5カ月になったら離乳食スタートと言われていますが、私が離乳食のスタートをちょっと遅めにしたのは、
「赤ちゃんの栄養はおっぱいで十分に取れているので離乳食はゆっくりで大丈夫」と、
母乳のことでお世話になっていた助産師さんに教えていただいたからでした。

離乳食を始めるとちょっと大変になるので、それならゆっくり始めようと思い、生後6カ月を過ぎてから始めました。

0歳は、おかゆ・野菜・大豆製品を中心に

0歳の離乳食初期から中期の頃は、おかゆからはじめて、野菜、大豆製品を中心に与え、特に問題なく順調に進みます。

魚・肉・乳製品・卵などの動物性タンパク質や小麦は、アレルギーが心配な子は、10か月過ぎてからで良く、10か月過ぎてから白身魚から始めると良いということを、皮膚科アレルギー科の先生から伺い、そのように進めていきました。

0歳の頃に、おかゆと野菜、大豆製品を中心に与えてきたので、子供たちは野菜をたっぷりと食べます。
(多少の好みはやっぱりあり、食べたがらないものもありますが。好き嫌いは、成長と共に徐々に克服中。)

長男は、緑の野菜も大好きで、ブロッコリーやほうれん草は、もりもりとたっぷり食べます。2~3歳の頃トマトが苦手な時期がありましたが、その後は普通に食べるようになりました。

次男は、トマト、にんじん大好きっ子。緑の野菜はちょっと苦手。でも、4歳頃から少しずつブロッコリーやほうれん草も食べるようになりました。

手作り離乳食 定番は、野菜スープ

普段の離乳食は手作りして、外出時のみ添加物の入っていない市販の離乳食を利用していました。

手作りといっても、作り置きして冷凍したり、炊飯器でごはんと一緒に野菜を蒸したり、大人のごはんを作る時に野菜を多めに入れて取り分けて離乳食に利用していたので、それほど大変ではありませんでした。

離乳食で常備しておきたいのは、野菜スープ

玉ねぎ、にんじん、キャベツなどの野菜を小さめに切って、お鍋でコトコト。

野菜が柔らかくなるまで、じっくり煮込むと、野菜の甘味がでて、スープも美味しい!

これを1週間に1度は、たっぷりと作って、小分けタッパーに入れて、冷凍保存しておきます。

この野菜スープは、そのままでもよし。

お豆腐や白身魚、お肉を入れて煮込んでもよし。

雑炊やうどんにしてもよし。

我が家では、欠かせない定番スープでした。

食べることは、楽しいを伝える

食べることは、楽しいこと」を伝えるために、赤ちゃんに離乳食を食べさせる時には、私も一緒に食べるようにしていました。

そして、赤ちゃんと一緒にもぐもぐもぐ。

「おいしいね」

赤ちゃんは、お母さんのことをよく見ています。

お母さんが楽しそうに、美味しそうに食べていると、赤ちゃんも食べることが好きになります。

ちょっとしたことだけど、とても大切なこと。

そのおかげか、息子たちは、食べるのが大好き!

小学生になった長男は、給食を残すお友達も多い中、給食は毎日残さず食べることは当たり前で、毎日おかわりして、たくさん美味しい給食を頂いているようです(*^^*)

おうちでも、もちろんたくさん食べますよ。

規則正しく、おやつは決まった時間に

ごはんの時間は、規則正しくが、生活習慣を整えるためにとても大切。

特に乳幼児期は、食事の時間を規則正しくすることで、生活リズムを整えることができ、こども自身も先の見通しがつくようになるので、心も安定しやすくなります。

特におやつは、決まった時間に与えることが大切だと思っています。

これは、子供が小学生になった今でも大切にしていて、その日の予定などで多少時間が前後してしまうこともありますが、おやつの時間は3時。

その時間以外におやつを食べることは、ほとんどありません。
(こどもが大きくなった今では、お友達と遊んだときや、外出時の特別な時はたまにあります。)

これは、子供たちが幼い時から徹底してきて本当に良かったなと思っています。

うちの息子たちは、おやつの時間以外に「お菓子を食べたい」とわがまままを言うことはありません。

ごはん前にお菓子を欲しがって困るといったストレスが全くないです。

このおやつの時間を子供が欲しがるときになんとな~くあげていると、大きくなってからもおやつを食べる食べないで、親子でバトルしたり、お菓子ばかり食べてごはんをたべないといったことが起こってしまいます。

そうなると、子供が不健康になってしまったり、お母さんにとってもストレスになるので、お互いに良くないですよね。

赤ちゃんのおやつは、自然の素材をそのままに

手の込んだおやつも良いけれど、赤ちゃんのおやつは、自然の素材そのままが一番です。

おやつといっても赤ちゃんにとっては、ごはんと同じ栄養補給。

おにぎりや海苔巻き、にんじんやきゅうりなどの野菜でもよし。

私の場合は、お楽しみもプラスして、こどもの好きなさつまいもやかぼちゃ、パン、果物を与えることが多かったです。

また、おしゃぶり昆布やするめ、食べる小魚なんかも良く与えていました。

3歳位までは、市販のお菓子は家ではほとんど与えていませんでした。

市販のお菓子は、外出時に少し与える程度でした。(それも、添加物不使用の薄味のお菓子を選んでいました)

市販のお菓子には、塩分や砂糖、油分などがたくさん含まれています。とても健康に良い栄養補給ができるものとは、言えません。

このようなお菓子は、3歳を過ぎると嫌でも食べる機会が増えていきます。

うちでは与えていなかった、グミやラムネなどは、保育園の遠足のおやつに出て、長男はその時(当時4歳頃)に初めて食べました。

3歳までは、特に味覚形成にもとても大切な時期でもあります。

小さいうちは、できる限り、自然素材そのままでも十分に美味しくて、健康的なおやつを与えたいものです。

おやつについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

赤ちゃんのおやつレシピ☆おすすめはこれ! 私の4つの簡単レシピを公開!

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赤ちゃんに市販のおやつは、いつからOK?4つのおすすめ代用食材

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長男1歳、仕事復帰のため保育園に入園

私は、長男を出産する前まで、ある救急病院で看護師として働いていました。

そして、出産のために、産休・育休を取得。

育児休暇は、1年間取らせていただきました。

長男が1歳になると同時に、私は、救急病院に仕事復帰しました。

育児休暇中は、長男と過ごす時間が楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。
(大変でもありましたけど^^;)

私は、仕事復帰目前に、とても悩んでいました。

「この子とずっと一緒に過ごしたい」

「仕事に労力をかける位なら、この子にたくさん手をかけてあげたい」

「保育園に入れて大丈夫なんだろうか」

「こんなに毎日大変なのに、仕事をして、家事・育児を両立できるだろうか」

不安ばかりでしたね。

しかし、育児休暇を取らせてもらったからには、仕事に復帰しなくては、と覚悟を決めて、息子を保育園に入れました。

保育園入園前は、慣らし保育が1週間程ありました。

慣らし保育の初日は、1時間から。そのあと、徐々に預ける時間を増やしていきます。

慣らし保育の初日、その1時間は、ずっと泣きっぱなしだったようです。;;

でも、慣らし保育が終わる1週間くらいで、徐々に慣れていき、その後は、保育園で楽しく過ごす息子。

保育園に入園してみると、入園前の不安も吹っ飛び、保育園も意外にいいものだなーなんて思っていました。

保育園で離れている時間がある分、仕事が終わって保育園に息子を迎えに行くと、より可愛く思える。

夕方5時頃帰宅して、すぐに夕食を食べて、お風呂に入って、おっぱいを飲んで、夜7時から7時半には就寝。(長男は、寝るのが速かったので、とても楽でした。)

息子を保育園に預けて仕事をしていたので、一緒に過ごす時間は少ないけれど、大切なのは、時間よりも密度!

帰宅してから息子就寝までの時間は、家事はほったらかしておいて、息子と全力で関わりました!

息子を寝かしつけてから、食器などのお片付け。

洗濯は、頑張って朝の出勤前にしていました~。

お料理は、仕事が終わって、保育園お迎え前に、一度帰宅して急いでご飯を作ってから、息子のお迎えに行っていました。(保育園が家からとても近かったので。)

家事も、育児も、仕事もなんとかなるものですね。

人間、やればできるのです(笑)

長男は、本当に手のかかる子でした(笑)手のかかる子を育てる私の支えとなった言葉

手がかかる子や、要求の多い子は、蘭や菊の花なんですよ。手をかければ見事な大輪の花を咲かせます。

引用元:「育てにくい子」と感じたときに読む本 佐々木正美著 主婦の友

「ぎゃーーー!!!いやーーー!!!」

泣き始めると、手が付けられなくなります。

これは、1歳か2歳の頃でした。

公園で遊んだ後の帰り、息子は、家に入りたくなくて、入りたくなくて・・・

しばらくは、息子の要求を聞いて、外でご近所のお庭を観たり、仲良くしてくれていたお向かいのおじさんがたまたま外にいたので、お話をしたり。

天気が良く、ぽかぽか陽気だったので、外で過ごすのがとても気持ちの良い日でした。

でも、何度声をかけても、いつまでたっても家に帰ろうとしない息子。

もう、お昼過ぎ。

私の心の中は、
「そろそろご飯食べなきゃ」
「お昼寝の時間もあるし」
「お昼寝が遅くなると、夜寝るのも遅くなっちゃう・・・」

どんどん時間が過ぎていき、イライラ。

もう、これは強行突破しかない!と、心に決め、帰りたがらない息子を抱えて家の中に・・・

すると、、、、

「ギャー!!!」

家の中に入ると、床に寝そべり、この世の終わりのように泣き叫ぶ息子。

どの位泣き続けただろうか、30分?1時間???

こんなことならもう少し、息子が満足するまで、外にいてあげた方が良かったのだろうか?と、後悔もしました。

子育ては、葛藤だらけですね。

長男は、我が強く、要求も多い。

「ママ、○○して!」

「ママ、○○作って!」

要求が多く、さらには甘えん坊さんで、お散歩の時も抱っこ抱っこ。

ほんと~うに、手がかかりましたよ(>_<)

でもね、先ほどご紹介した言葉に、私は助けられました。

もう一度引用します。

手がかかる子や、要求の多い子は、蘭や菊の花なんですよ。手をかければ見事な大輪の花を咲かせます。

引用元:「育てにくい子」と感じたときに読む本 佐々木正美著 主婦の友

「いっぱい手をかけてあげよう。いっぱい甘えさせてあげよう。この子は、きっといつか大きな花を咲かせるから。」

 

子育てでは、いっぱい悩むことがあります。

こんなんで良いのだろうかと不安になることもあります。

でも、この言葉があったから、

大丈夫。

そう思えたのです。

子供を信じることができるのです。

 

手のかからない子を育てているママを見て、羨ましくなることもあります。

でも、「うちの子は、手をかければかけるほど、大きな花を咲かせることができる、蘭や菊の花のような子供なんだ。そういう子を、私は育てているんだ。」そうやって、手のかかる我が子を誇りに思って育てることができるようになりました。

 

もちろん、子供からの全ての要求に応えられるわけではありません。

応えてはいけない要求だってあります。

おもちゃやお菓子を買って欲しいといった、物質的な要求には、気持ちは受け止めつつも応えることはしませんでした。

ここは、我が家では、かなり厳しくしています。

ルールを決めているので、その時の親の気分で買ってあげるといったことは、絶対にしません。

欲しいものを買ってあげて、物質的にその時は満たされたとしても、心が満たされることはありません。

でも、できる限りの要求に応えられるようにしてきました。

お散歩の時の「抱っこしてー!」には、無理して歩かせようとせず、たくさん抱っこをしてあげました。

「抱っこばかりしていると自分で歩かなくなる」

「体力をつけるためには、抱っこばかりせずに歩かせた方が良い」

といった、声も聞こえてきます。たしかに、体力をつけるために、たくさん歩かせた方が良い。

でも、子供が成長すれば、自分からどんどん歩くようになる。

いつまでも「抱っこー!」なんて言いません。

子供が抱っこしてと、抱っこを要求するときは、甘えたいとき。

なので、躊躇せずに、たくさん抱っこをしてあげました。

一時、長男は、絵やおめんにはまっていて、テレビのキャラクターなどの絵を書いてほしいやら、おめんを作ってほしいやら、毎日のように私にお願いしてきました。

一回だけならまだしも、毎日続くと本当に嫌気がさしてくるときもありましたが、たくさん絵を書いてあげたし、おめんも作ってあげていました。工作などもいろいろしましたよ。(息子の好きな戦隊もののアイテムも息子に頼まれて自作していました。)

そのおかげか、5~6歳頃からは、工作も大好き大得意で、自分でいろんなものを作るし、絵もたくさん書いています。

私は、大変だったけれど、頑張った甲斐があったな~~~と感じる今日この頃です。

まとめ

私が子供たちの健やかな心と体を育むために大切にしてきたことは、

・子どもの気持ちを受け止めてあげること

・基本的な生活習慣を整えてあげること

この2つです。

こどもたちを健やか育てるためによいと思うことは、できる限り積極的に実践してきました。

1、ベビーマッサージ
2、おんぶ&家事の実況中継
3、絵本の読み聞かせ
4、わらべうた
5、おひなまき
6、ベビースリングでの抱っこ
7、おむつなし育児
8、ベビーサイン
9、ヘルシーなごはん&おやつ
10、十分に甘えさせてあげること

ここには、書いていないこともたくさんあります。

そして、1歳で仕事復帰&保育園入園してからも、息子たちと関わる時間を大切に子育てをしています。

特に寝る前の時間は、親子のコミュニケーションタイムと思って、とても大切にしています。

そして、とても手のかかる、要求の多い息子ですが、できる限りの要求を受け入れ、甘えさせてあげられるところは十分に甘えさせてあげました。(過保護と過干渉は違うので、過干渉にならないように注意は必要です。)

まだ、子供も成長段階、悩んだり、落ち込んだり、葛藤の日々です。

子育てをしていると、「子育ては、親育て」という言葉が、まさしくその通りだなと、つくづく思います。

まだまだ、自分はだめだな~と思うこともたくさんありますが、日々反省を繰り返しながら、子供と共に親としても成長していきたいなと思っています。

最後まで、お読みいただきありがとうございます(*^^*)

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子供の健やかな心と体を育む方法をまとめている記事があります。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
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健やかな心と体を育む子育てのために最も重要な4つのことと
自然療法
 
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