よく、飲む点滴と言われている甘酒。飲む点滴と言われるように、栄養面で優れています。
食事だけでは補いきれない栄養を甘酒を飲むことで補うことができるのです。
1、甘酒の種類と効果
甘酒の種類
甘酒には２種類あります。
・米麹で作る甘酒
・酒粕から作る甘酒
酒粕から作る甘酒は、アルコールが含まれているので、子どもにはそのまま飲ませることはできません。
米麹で作る甘酒は、アルコールを含まないので、妊婦さんでも子どもでもどなたでも飲むことができます。
便秘に効果がある甘酒
米麹甘酒は、
☑ ブドウ糖、ビタミンB群、必須アミノ酸が豊富！
☑ 滋養強壮に効果あり！
☑ 腸内で善玉菌を増やし腸内環境を整える
→免疫力アップや便秘改善が期待できる。
米を麹菌で発酵させた甘酒は、ブドウ糖、ビタミンB群、必須アミノ酸が含まれています。夏バテや滋養強壮に効果もあります。
甘酒を飲むことで腸内で善玉菌を増やし腸内環境を整える効果があります。
腸内環境が整うことで、免疫力のアップや便秘を改善する効果が期待できるのです。
「便秘に対する甘酒摂取の効果」という実験では、１日１回の甘酒摂取(約１５０ml)によって14日間で排便回数の改善が有意に改善したことが報告されています。この実験では、便秘によるお腹の張りなどの辛い症状の改善には有意差はみられなかったものの、甘酒を飲むことで排便の回数が増えていることから長期的に甘酒を摂取することでこれらの症状の改善も十分に期待できるでしょう。
麹には、グルコシルセラミドという腸内で善玉菌を増やす効果のある成分が含まれ、さらに腸内の善玉菌のえさになる食物繊維とオリゴ糖が含まれています。また、代謝を促進するビタミンB群が豊富に含まれているため、腸内環境が整い、便通を促進する効果があると考えられているのです。
腸内環境が整うことで免疫力がアップし、アレルギーにも効果があるとも言われていますよ！
さらには、ママに嬉しい美肌効果付き♪
お子様と一緒にママも甘酒習慣を始めてみてくださいね！
２、”甘酒”レシピ
甘酒は、スーパーなどでも売られていますが、意外に簡単に手作り出来ちゃいます！我が家でも甘酒作っていますよ(*^_^*)
なんだか手間がかかりそうと感じてしまう甘酒作りですが、材料を準備して混ぜてしまえばあとは待つだけ！毎日飲むならやっぱり手作りが一番！コスト的にも大助かりです。
米麹は、２００g２００円程度で売られています。３００円ちょっとで約１Lもの甘酒ができるのです。1日約１５０ml、1週間で１Lとすると、1か月で１２００円。それといつも食べているお米とぬるま湯があればできちゃいます(*^^)v
できあがった甘酒には、甘味があるのでそのまま飲むのもOK！甘酒がちょっと苦手という子には、豆乳で割ってみたり、ココアやきなこを入れたり、バナナと一緒にミキサーにかけてバナナ甘酒なんかはいかがでしょうか(*^^*)
今回ご紹介する甘酒のレシピは２種類！まずは、基本の飲む甘酒。そしてもう一つは、普通の甘酒が苦手という子供におすすめの食べる甘酒の作り方もご紹介します。
どちらも作る時には保存容器を煮沸消毒しておきましょう。煮沸消毒しておいた瓶に入れて冷蔵庫で１週間ほど保存可能です。
基本の甘酒の作り方
材料(約１L分)
温かいごはん ３００g、米麹 ３００g、ぬるま湯 ３カップ
作り方
１、炊飯器に温かいご飯、ほぐした米麹、人肌くらいの温度のぬるま湯を入れて混ぜ合わせる。
２、炊飯器を保温に設定。炊飯器のフタは閉めずに、清潔なふきんをかけて６時間保温する。
保温中は表面が乾かないように時々清潔なスプーンで混ぜて下さい。
３、６時間経ったら味見をし、甘味が足りない場合は、さらに１～２時間保温する。
４、丁度良い甘さにできたら、保温のスイッチを切る。
５、粗熱がとれたら、ハンドブレンダーやミキサーで攪拌してなめらかなペースト状にすると飲みやすい。
６、煮沸消毒した保存容器に移して、冷蔵庫で保存する。
食べる甘酒の作り方
材料
米麹 ２００g、５０度のお湯 ３００～３５０g
作り方
１、炊飯器に米麹と５０度のお湯を入れ、混ぜ合わせる。
２、炊飯器を保温に設定。炊飯器のフタは閉めずに、清潔なふきんをかけて６時間保温する。
保温中は表面が乾かないように時々清潔なスプーンで混ぜて下さい。
３、６時間経ったら保温のスイッチを切る。
４、粗熱が取れたら、煮沸消毒した保存容器に入れて冷蔵庫で保存する。
食べる甘酒のおすすめの食べ方
１回に食べる量は、大さじ１杯程度で良いでしょう。これを私は１日に２～３回程度食べますが、子どもには今のところ１日１回程度にしています。食べる量は、お腹の調子を見ながら調整してくださいね。
我が家では、黒ゴマきなこをまぶしてきなこ団子風に食べています。食べる甘酒は、基本の飲む甘酒と違って水分量が少ないのでモチモチしていてほんのり甘いお団子のようになります。
私は、ココアをまぶして食べるのも好きです♪ココアをまぶすとなんと！生チョコの様！！
ダイエットや健康に気を使っているママのおやつ代わりにも大活躍ですよ。ココアは、無糖のものを選んでくださいね！
