乳幼児期の子育てで大切なこと。たったこれだけ?心の発達のための2つ目のポイント

「三つ子の魂百まで」と言いますが、実際にどうかかわったらいいのかな?と疑問に思っていませんか?

3歳までに特に大切なことがあります。

大人にとっては、ほんの些細なこと。

でも、子供の心の発達においては、とても大切なことです。

乳幼児期に大切な心の発達2つ目のポイントについてお伝えします。

1、乳幼児期に大切なこと。2つ目のポイントとは?

 

よしぇりん

こんにちは!自然派ナース・2児の母・おむつなし育児アドバイザーのよしぇりん(@yoshe_rin)です!

乳幼児期の子育ては、本当に大変ですよね。

目まぐるしい日々で、ママは自分の時間がなかなかとれません。

そんな毎日の慌ただしい日々の中でも、ママがちょっと意識するだけでも

子供の心の発達が大きく変わってきます。

乳幼児期が子供の心の発達において大切なことは、前回の記事でおわかりになったと思います。

まだ、読んでいないという方は、「乳幼児期の心の発達~豊かな心を育む、本当に大切な2つのポイント」をご覧下さいね。

では、早速本題です。

乳幼児期の心の発達において大切なこと

2つ目のポイントは、

「見守ること」です。

赤ちゃんは、ママに見守られていることで安心して行動範囲を広げていくことができます。

これは、特にハイハイしたり、赤ちゃんが自分で行動できるようになってから

ママがどういう対応をしたかがポイントになってきます。

生後1歳半まで、できれば2歳くらいまでが特に重要なので、意識するようにしてくださいね。

2、乳幼児期に大切な「見守る」ってどういうこと?

「見守る」ことのポイント

自分から行動するようになった赤ちゃんを「見守る」ということです。

家事をしながらでも、ママ友とお話しながらでも、「見守る」ことだったら、簡単にできますね。

「見守る」ことのポイントは、赤ちゃんが振り返って、ママの顔を見る瞬間。

その時に、ママがどこを見ているかがポイントです。

赤ちゃんが振り返った瞬間に、ママも赤ちゃんの顔を見ていて、振り返った赤ちゃんに対して、にっこりとほほ笑む。

こういった、やり取りが赤ちゃんの心の発達において大切なことなのです。

ベビー
いつでも僕のこと、見守っててね。

冒険に出かける赤ちゃんが必ずする行動

赤ちゃんがハイハイしたり、歩いたりするようになると、好奇心旺盛で、自分からいろんなところに自由に探索、冒険をしに行きますよね。

でも、ある時必ず振り返る瞬間があります。

見慣れないものがあったりすると、好奇心はあるけどちょっと不安。

そんな時、自分を見守ってくれている人の視線を期待して必ず振り返ります。

大抵の場合、お母さんが見ていると、振り返った子供に対して、にっこり微笑んで「大丈夫だよ。触ってごらん。」と声をかけたり、危ないものだったら、「触っちゃだめよ。」とか、対処の仕方を教えてあげますね。

そういう場合、子供は、いつも自分を見守っていてくれる視線がそこにあるはずだと信じて、期待して振り返っているんですね。

ハイハイして、冒険に出かけようとする赤ちゃん。

ヨチ、ヨチ、ヨチ(ちょっと進んで)

チラッ|д゚)(ある程度進んだら、ちらっとママの方を振り返る)

ヨチ、ヨチ、ヨチ(ママが見ていることが確認出来たら、安心してさらに進んでいきます。)

そういう時に、自分を見ていてくれる人がいつも必ずいる場合と、大抵の場合、だれもいなかったという経験を、度重ねて育った子供とでは、人間的な感情の重要な部分の育ち方が大きく違ってくるそうです。

ベビー
ママがいつも見守ってくれると、僕も安心なの♡

3、心の発達に重要なソーシャル・レファレンシングを育てる

ソーシャル・レファレンシングとは?ちょっと難しい言葉ですね。

これは、社会的な人の教えや行動を参考にするという感情や感性のこと。

人間が社会的なルールを守りながら生きていくためにその基盤をなす重要な感情です。

人と人とが共感しあって、そのことを誇りと感じ合って生きるために必要な感情で、まさしく社会を生き抜く人間力とでもいうのでしょうか。

子供が振り返った時に、親の視線があるかないか、大人にとっては、ほんの些細なことですが、

子供にとっては、子供の心の発達に本当に大切なことなんですね。

4、いつでも意識は、子どもに向けて

そんなに、難しいことではありませんね。

家事をしていても、意識を子供に向けて見守るようにしていれば、子供が振り返る瞬間がわかります。

じーっと凝視して見守る必要はありません( *´艸`)

子供が立ち止まったりして、振り返ってママの顔を見る瞬間、ママはすかさず子供の顔を見ます(笑)

そして、にっこりとほほ笑んでその時必要な声をかけてあげる。

ただ、それだけでOK♪

そして、「乳幼児期の心の発達~豊かな心を育む、本当に大切な2つのポイント」でお伝えしたように

赤ちゃんの要求に応えてあげる。

赤ちゃんが不安になって抱っこしてほしいなら、抱っこしてあげる。

おもちゃを取ってほしいなら、取ってあげる。

「見守る」こと

「要求に応えてあげる」こと

この2つの大切なことを乳幼児期に十分にしてもらえた子供は、

心が豊かに発達するので、自立が早い!

そして、どんな困難でも乗り越えられるような、強くたくましく育っていくでしょう。

5、よしぇりんの子育て☆乳幼児期の心の発達に大切な2つのポイントを意識して育てたら

この2つのポイントを意識して育てた我が息子は、現在5歳の年長さんになりました。

おうちでは、まだまだ甘えん坊で手のかかる、可愛い男の子です。

保育園では、3歳頃にはすでに、自分のことはしっかり自分でできて、優しく、みんなをひっぱっていくことができると、担任の先生に褒められていました!

家と保育園でのギャップに、本当~?と思うこともありますが

家で甘えられている分、保育園ではしっかりできているのかなと思っています。

まだまだ、手はかかりますが、私の息子は大輪の花ですから~(*^^*)

「大輪の花」ってどういうこと?と思った方。

この「大輪の花」エピソードについては、また改めて記事を書きますね☆

よしぇりん
男の子はやんちゃで大変ですが、この笑顔がたまんないですね♡

まとめ

乳幼児期の心の発達において大切なこと。

2つ目のポイントは、「見守ること」です。

自由に行動するようになった赤ちゃんは、必ずと言っていいほど、振り返ってママの顔を確認します。

その時に、ママが赤ちゃんに目を向けて、見守っていること。

そして、にっこりとほほ笑んで、必要な言葉をかけてあげること。

この経験を繰り返し経験することで、

赤ちゃんの社会的な人の教えや行動を参考にするという感情や感性(=ソーシャル・レファレンシング)が育ちます。

これは、乳幼児期の心の発達にとても大切なことで、社会を生き抜く人間力です。

子供の親であれば、「子供には強くたくましく育ってほしい。」そんな願いがありますよね。

乳幼児期に大切な心の発達。

「見守る」こと

「要求に応えてあげる」こと

この2つのポイントを意識して、子供と関わってみて下さいね(*^^*)

子供が振り返った時ににっこり微笑むママの顔があるだけで、子供は安心して好奇心を発揮することができますね。

まさしく、佐々木正美先生の本のタイトルにあるように「子どもへのまなざし」なんですね。

参考著書:「子どもへのまなざし」著者 佐々木正美

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