ひらがなの読み・書きはいつから?発達に応じた教え方

3歳で「書く」ことに興味を持ったお子様。

ご相談をいただきましたので、大前提の心構えと「字を書く」練習についてまとめておきます。

1、6歳までは学習よりも体験を大切に

まず、大前提として、お子様が興味を持っているなら、興味に応じてどんどんやっていってOK✨

ただし、気が乗らない時は、ムリに進めずに、焦らず進めていきましょう。

特に6歳までは、学習よりも

『体験や創造をベースに教育してあげて、脳の下地を培うこと』が大切です。

・外遊びでたくさん体を動かす

・自然体験で五感を刺激

・ブロックや積み木遊びで創造力を伸ばす

・ごっこ遊びで様々なやりとりを

・お料理を親子で一緒に

などなど、幼児期のうちに様々な体験をすることで、その後の学習が身につきやすくなっていきます。

2、字が早く書ける=頭が良いではないから、焦らないで

字に興味を持って、早くにかけるようになる子もいる。

特に女の子は、男の子よりも早い傾向です。

ただ、それはトレーニングの結果。

頭が良いとは別の話なんです。

字を書くは、小学校にあがってからでも十分ついていけるので焦らなくて大丈夫

(入学前に自分の名前を書ければ良いかな程度)

「書く」よりも「読み」の方が大切で、

字が読めると、興味を持った絵本や図鑑を自分でどんどん読むようになるので、

知識の幅もどんどん広がっていきやすくなります。

そのため、「書く」を重視するよりも「読むことは楽しい」と思える環境づくりや体験を大切にしていきましょう。

3、興味を持ったタイミングではじめましょう

興味があるならどんどんやっていきましょう!

「書く」ことへの興味は、なぐり書きから始まります。

画用紙などに、クレヨンやペンを持ってなぐり書きをする。

2~3歳頃には、丸を書けるようになって行きます。

まずは、クレヨンなど子どもが使いやすいものをつかって、なぐり書きから始めて、

「書くことって楽しい」という体験をたくさんさせてあげましょう。

声をかける時は、「上手に書けたね」という結果を褒める声かけよりも

「楽しいね」という子どもの気持ちに共感する言葉かけが良いですね(*^^*)

ママと「楽しい♪」を共有できた子どもは、嬉しくなり

どんどん書くことがすきになるでしょう^^

 

子どもの興味に応じて、焦らずに進めていきましょうね✨

4、字に興味を持つための工夫

お子さまがひらがなに興味を持つための工夫も大切ですね。

0歳~フラッシュカード・文字カード

小さな子どもは、字を絵として認識して、あっという間に覚えていくそうです。

フラッシュカードは、我が家ではやっていなく、やっておけばよかったなと後悔しているものの一つです。

フラッシュカードは、絵だけを見せていくもののありますが、

今回は、「字」を教えていくのが目的なので、絵カードとは別です。

13×50㎝の横長の白い厚紙を用意します。

その紙に、横書き、文字は太く、濃く、単語を書きます。

例えば「ママ」「お母さん」

ひらがなでも、カタカナでも、漢字でもOK

一般的に使われる字を書きます。

赤ちゃんは、字を絵で認識するため、漢字を覚えることは難しくなく、ひらがなだけよりも、漢字交じりの方が、赤ちゃんは速く学び取るそうです。

ここでは、詳しい方法は書きません。

もし、知りたい方がいらっしゃいましたら、メッセージを頂けましたら、記事や動画を作成していこうかなと考えています。

詳しくは、本に書いてあります。

「赤ちゃんに読みをどう教えるか」グレン・ドーマン

気になる方は、こちらの本を読むとわかりやすいです。

ひらがなは「あ」「い」「う」……と単音でおぼえるより、「あり」「いす」……などと、ことばのなかで学習した方が効果的といわれています。

くもんかの文字カードを利用するのも良いですね。

↓↓↓

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自分でカードを挿せるようになったら、一人でも遊びながら学べる。

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かるた遊び

かるた遊びをしていると、自然に字に目がいき、興味をもちやすくなりますね。

遊びながら、「これが「あ」」等と、自然に伝えていくことで、

遊びながら自然に文字を覚えていくことができます。

字と絵の描いた積み木なんかも良いですね。

↓↓↓

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モノの名前を貼る

家の中の物に、モノの名前を書いた紙やシールを貼っておく方法です。

我が家でも実践して、効果のあった方法です。

テレビには「てれび」と書いた紙をテープで貼りました。

その他、「いす」「かがみ」「れいぞうこ」「てーぶる」「といれ」等々

我が家では、ひらがなを覚える目的だったので、全てひらがなで書きましたが、

カタカナや漢字などを用いて、一般的に使われる文字で書くのも良いかもしれませんね。

あいうえお表を貼る

今では、百均でも売っていますね。

紙のポスターを子どもの目に入りやすい高さに貼っておく、

お風呂に貼れる防水のシートなども売っているので、お風呂の時間を利用して

表をみながら、楽しく活用できると良いですね。

我が家もおふろにあいうえお表を貼って、おふろの時間に子どもと一緒にあいうえおを順番に読み上げたり、

あいうえおクイズをしたり、楽しんでいました。

忙しいママでも、お風呂タイムならゆっくり子どもと楽しめるのではないでしょうか(*^^*)

5、「字を書く」教え方

子どもが字を書けるようになる為の流れ、教える順番についてです。

①まずは読みから教えていく

字に興味を持ったら「読み」をやっていくのがおすすめ

→先に紹介した、家の中のものに名前を書いたシールや紙を貼っておく方法

日常で自然に覚えていくことができます。

絵本や辞典の活用もおすすめです。

おすすめの本は、

「よみかた絵本」とだこうしろう

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音読にも最適です✨

「ことばのえじてん」小学館

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いろいろな言葉の意味を知って語彙力がついていく
私の息子たちも3~6歳頃、穴が開くほど読み込んでいました。

②なぐり書き、お絵かき、塗り絵を楽しむ

1歳頃から、クレヨンなどで、紙に色がつくのを楽しむようになります。

始めは、擦るような感じで、書くというよりは、色を付けている感じ。

そこから、線を引いたり、ぐちゃぐちゃと何かを描くようになって行きます。

子どもの好きなように思う存分、描かせてあげましょう(*^^*)

描くことを楽しむことがとても大切ですね✨

③3歳頃からは、直線のなぞり書き

波線やぐるぐる、曲線、階段状の線など

お母さんが書いた線をなぞってごらん、とやってみたり、

市販の教材を活用するのも良いですね。

おすすめ 我が家の息子たちもやってました✨
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始めは、持ちやすいクレヨンから始めて、書くことに慣れてきたら鉛筆に移行していきましょう。

使う鉛筆は、太めで握りやすい三角形のものがおすすめです。

くもんの幼児用鉛筆 2歳~年齢に応じた長さと濃さがあります。
↓画像タップで詳細みれます↓

ひらがななぞり書き

4歳頃から手指もかなり器用になっていきます。

まずは、自分の名前のひらがなをなぞり書きすることから始めると◎

「書きやすいひらがなのなぞり書き」からでも〇 

例えば、“い”、“こ”、“く”、“へ”など

好きなものの名前も〇
→くるまや果物など

繰り返すことで、「文字の形を認識」できるようになり、視写(見て書く)へ移行できるようになります。

50音のひらがなのなぞり書きが、お手本からはみ出さずに書けるようになったら、視写に移行しましょう。

⑤ひらがなの視写

→「視線を移動させる力」「記憶する力」も必要になってきます。

 始めは、補助点、補助線を活用する。

 →字の書き始めの位置に目印の点を書いてあげる。

交差する部分など難しいところは補助線を書いてなぞれるように。

⑥ひらがなを自分で書けるようになる

ここまでくれば自分で書けるようになります(*^^)v

子どもが間違ったひらがなを書いたときの訂正の仕方

字の向きが逆になってしまう鏡文字や、書き順などなど、

子どもはよく間違った書き方をしてしまいます。

そんな時、声のかけ方で子どものやる気をそいでしまうことがあります。

この頃の子どもは、自我がとっても強いですからね。

間違ったことを正す事よりも、

一所懸命に書いていることに、着目して

「頑張って書いたね」と

結果よりも過程を褒めてあげましょう。

そして、大切なのは、

「まぁ、そのうち正しく書けるようになるかな」と焦らずに、リラックスして見守ってあげることですね(*^^*)

そのうえで、

子ども自ら間違えに気づけるような関わり方をしてみましょう。

「ママも書いてみようかな」と

子どもに見やすいようにゆっくりと書いて見せる。

ママが書いているのを見ることで、間違えに気づいたり、

ママの真似をして、正しく書けるようになるかもしれません。

それでも上手くいかない時は、

間違えを正すというよりは、

1つ前に戻って、補助点や補助線を書いてあげて、

「ここに書いてごらん」といったようにやってみましょう。

間違えを指摘すると「ちがう!」とか「これでいいの!」と頑なに言われてしまうことがあります。

そんな時は、それ以上言わずに、見守ってあげましょう。

焦りは禁物。

子どものやる気を重視して進めていきましょうね(*^^*)

 

 

 

 

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