赤ちゃんの飲み物、母乳以外はいつから?水分摂取のポイントとおすすめの白湯

「赤ちゃんに母乳以外の飲み物をいつから飲ませたらいいの?」赤ちゃんを育てているお母さんならそんな疑問もあるでしょう。

私が子育て中に集めた情報と実際の体験を基に、赤ちゃんの飲み物に関する疑問を解決します!

母乳以外の飲み物をいつから飲ませたらよいのか、赤ちゃんにおすすめの飲み物と飲ませるタイミングや飲ませ方をご紹介します。

1、赤ちゃんに母乳以外の飲み物はいつから?

よしぇりん
こんにちは!2児の母、看護師だけど料理が好きで健康食コーディネーターになった、よしぇりん(@yoshe_rin)です☆赤ちゃんに母乳以外の飲み物はいつから与えたらいいの?今回は、そんな疑問にお答えします。

5か月未満の赤ちゃんには母乳以外は必要ない

5か月未満の赤ちゃんには、基本的には母乳以外の飲み物は必要ありません

5か月未満の赤ちゃんは母乳やミルクから必要な栄養と水分を摂っています。母乳やミルクのみで必要な水分摂取もしているので、母乳やミルクをしっかりと与えていれば母乳以外の飲み物を飲まなくても水分不足になる心配はありません。

必要のないものは、しないほうがママも楽ですよね☆離乳食が始まる生後5か月頃までは、赤ちゃんとの母乳(ミルク)タイムをじっくりのんびりと楽しみましょう♪

ベビー
ママのおっぱいだけで十分♡♡♡

果汁は?

昔は、離乳食を始める前に果汁を飲ませることをすすめられていましたが、今は果汁は必要ないと考えられています。

なぜなら、果汁を飲ませることによって母乳やミルクを飲む量が減ってしまい、赤ちゃんの成長に必要な栄養素を十分に摂れなくなってしまうことが考えられるからです。

昔は、ミルクに足りない栄養素、ビタミンCを補うために果汁を与えていたようですが、現在のミルクは改良されてその必要もなくなったそうです。完全栄養の母乳を飲んでる赤ちゃんだったらなおのこと必要ありませんね。

いつから飲める?こんな時には母乳以外の水分を与えるのも〇

基本的には、5か月未満の赤ちゃんには、母乳以外の飲み物を与える必要はないのですが、生後1か月を過ぎれば母乳以外の飲み物を飲ませても大丈夫です。ただし、何を飲ませるかが大切です。

こんな時には水分を

・たくさん汗をかいた時
・外出時、喉が渇いてそうだけどすぐに授乳ができない時
・移動中の車内など

赤ちゃんの基本的な水分補給は、母乳やミルクです。しかし、外出時や授乳の時間じゃないけどたくさん汗をかいて喉が渇いてそうな時には、母乳以外の飲み物を与えてみるのも良い方法です。与える飲み物は、白湯や赤ちゃん用のお茶が望ましいです。

赤ちゃんの水分不足のサイン

赤ちゃんの水分が足りないサインは、おしっこの回数と量で分かります。

おしっこの回数がいつもよりかなり少ない、色が濃いといった状態であれば、水分が足りない状態です。おしっこの回数が1日5回以下だったら要注意です。

そのようなサインがあったら、水分を補ってあげる必要があります。白湯かお茶をあげるか、ミルクを足す。母乳の出が悪いのであればお母さんの水分も足りていないのかもしれませんね。ママの水分摂取も忘れずに!授乳したらママも必ず水分摂取、こまめな水分摂取が大切です。

積極的に母乳以外の飲み物を飲ませるのはいつから?

よしぇりん
生後5か月を過ぎて、離乳食が始まったら少しずつ飲ませるようにしましょう!

飲ませるタイミング

離乳食の前後に少しずつ飲ませてあげるといいですよ。特に、離乳食の後には1口でも良いので水分を飲ませるようにしましょう。

赤ちゃんは、口の機能がまだ十分に発達していないので、どうしても口の中に食べ物が残ってしまいます。離乳食後に水分を含むことでお口の中をキレイにしてくれますよ。

食事の前後にお茶などの水分を飲む。この習慣は、赤ちゃんの時だけではなくずっと続けていきたい習慣です。

ベビー
離乳食の後は、お水を飲んでお口の中をすっきりキレイに!う~ん、気持ちいい♪

2、赤ちゃんにおすすめの飲み物

では、赤ちゃんに母乳以外の飲み物を飲ませる時に何を飲ませたらいいのでしょう。

白湯

よしぇりん
一番のおすすめは、白湯です。

白湯は、水を一度沸騰させて冷ましただけのものですが、白湯は健康にいいと言われています。

白湯は、「万物の飲み物」とされていて漢方薬のひとつとして考えられている程です。インドの伝承医学アーユルヴェーダでも白湯を飲むことをすすめているそうです。白湯は、とってもバランスの良い飲み物で白湯を飲むことで体内のバランスを整えて、老廃物の排泄を促す作用もあります。

昔は、赤ちゃんが口にできるものはおっぱいか白湯でした。このバランスの良い飲み物をぜひ、赤ちゃんに飲ませてあげて下さい。

水道水に含まれている発がん物質であるトリハロメタンは、沸騰させると逆に増加してしまいます。(10分以上沸騰させると殺菌できる。)そのため、赤ちゃんにはより安全性を考えて、できるだけ浄水器の水か赤ちゃん用の水、軟質のミネラルウォーターを使うとより安心して飲ませることができます。

麦茶

次におすすめの飲み物は、麦茶です。麦茶だったら赤ちゃん用のものがベビー用品売り場などにたくさん売られていますね。赤ちゃん用の麦茶は薄めに作られているので安心して飲ませることができます。家で煮出した麦茶を薄めて飲ませても大丈夫です。

麦茶は、大麦の種子を煎じたお茶で、カフェインが含まれていないので赤ちゃんから妊婦さんまで安心して飲むことができます。ただ、体温を下げる効果があるので、寒い季節にはほどほどに。夏の麦茶はおすすめです。

ルイボスティー

ルイボスティーは、ここ最近人気でスーパーなどでも見かけます。ルイボスティーは、南アフリカ原産で南アフリカで古くから飲まれている健康茶です。不老不死の効果がある奇跡のお茶とも言われていたそうです。

赤ちゃんや妊婦さんでも安心のノンカフェインで、体の組織をつくる大切な成分であるミネラルや抗酸化作用のあるフラボノイドを豊富に含んでいます。

体を温める効果もあるので、授乳中のママも一緒に飲みたいお茶です。ママはホットで、赤ちゃんには水で薄めて人肌程度に冷ましたものを飲ませてあげましょう。

ルイボスティーについて詳しくは、「体を温める効果大!妊娠中や産後でも安心のノンカフェインのお茶~ルイボスティーetc」をご覧ください。

よしぇりん
わたしも授乳中には、ルイボスティーを飲んでいました。赤ちゃんの離乳食が始まり、飲ませた飲み物もルイボスティーでした。私用に作ったルイボスティーを始めは極々薄く、白湯で薄めて与えました。始めはほんのりお茶の色がつく程度に薄く、白湯に近い状態で飲ませていました。1歳を過ぎた頃には、1/3~1/2程度の薄さにしてあげていましたよ。

3、赤ちゃんに飲み物を与える時の注意点

赤ちゃんに母乳以外の飲み物を与える時には、以下の点に注意して飲ませてあげて下さいね。

人肌程度の温度で。

熱いのはもちろんNGですが、冷たいのも胃腸の弱い赤ちゃんに負担をかけるのでNGです。

白湯かノンカフェインのお茶を選ぶ。

紅茶や緑茶、微量ですがほうじ茶や番茶にもカフェインが含まれています。

薄めて飲む。

大人用のお茶は赤ちゃんには濃すぎます。そのまま飲ませず、薄めて飲ませるようにしましょう。

作ったお茶、開封したパックのお茶は冷蔵保存してできるだけ早めに飲み切る。

煮沸して作ったお茶は2~3日、開封したパック麦茶はその日のうちに飲みましょう。

参考:保存方法まとめ隊「作った麦茶の保存方法と賞味期限は?

水分摂取の基本は、水かお茶。ジュースは水分代わりには飲ませない。

ジュースは、赤ちゃん用だったとしても糖分が含まれていることに変わりはありません。水分代わりに飲ませることは、良くありません。ジュースを飲むことに慣れてしまうと、普通の水やお茶を飲んでくれなくなってしまいます。

ジュースは、おやつの時や外出時など特別な時のお楽しみに、家庭でルールを決めて与えるようにしましょう。ジュースの過剰摂取は、病気につながりますので、あとあと困らないように水分摂取の基本は、水かお茶にしましょう。

まとめ

「赤ちゃんに母乳以外の飲み物をいつから飲ませたらいいの?」その答えは、生後5か月以降離乳食が始まった時に食事の前後に飲ませ始めると良いのです。

基本的には、生後5か月未満の赤ちゃんには、母乳やミルク以外の飲み物は必要ありません。母乳やミルクで必要な栄養と水分が摂れているからです。果汁も飲ませる必要はありません。

でも、生後1か月を過ぎたら母乳以外の飲み物も飲むことができるようになります。たくさん汗をかいた時、外出時や移動中の車内など、水分摂取が必要と感じた時には、白湯やノンカフェインのお茶を飲ませるのも良いでしょう。

赤ちゃんに飲ませる一番のおすすめの飲み物は、白湯です。初めて母乳以外の飲み物を飲ませる時には、白湯から始めてみましょう。その他、ノンカフェインの麦茶、ルイボスティーもおすすめですよ。

基本的な水分摂取は、水かお茶で、ジュースはたまにのお楽しみ程度にしましょう。

赤ちゃんに飲み物を飲ませる時には、温度と濃さ、飲み物の保存方法にも注意して飲ませてあげるようにしましょうね。

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