産後より家庭で取り組んでいたおむつなし育児。産休や育休明けで保育園に預けることになった時、続けられるのかな?どうすればいいかな?と悩みますよね。
でも大丈夫!保育園入園後も続けられるし、今までの取り組みが無になることはありません!
保育園入園時のポイントと入園後の取り組み方をご紹介します。
この記事の内容
1、おむつなし育児に取り組んできたけど、保育園入園時はどうすればいいの?
保育園入園時のポイント
☑ まずは、保育園の方針を確認。
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☑ 保育園に相談。
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☑ 家庭の方針を伝える。
↓
☑ 保育園の意見を聞く。できるかどうか頼んでみる。
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☑ 拒否されたら、とりあえずは諦める。保育園のやり方に従う。
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☑ 保育園の事情を赤ちゃんに伝える。
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☑ 家庭での様子を連絡ノートに書き続ける。
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☑ 登園・降園時に園のトイレでさせてみる。
これが、保育園入園時に押さえておきたいポイントです。
保育園の方針を確認
保育園の方針は、園によって様々です。まれですが、おむつなし育児を実践している保育園もあります。
しかしながら、現実は紙おむつを使っている保育園がほとんど。中には布おむつを使っているところもあります。
まずは、入園予定の保育園ではどのようにしているのかを確認してみましょう。ここは、保育園選びのポイントでもあります。
近くの保育園をリサーチして、どの保育園がいいか後悔のないように決めましょう。
保育園に相談
入園する保育園が決まったら、直接担当の保育士か園長先生に相談してみましょう。
家庭の方針を伝える
家でどのようにしているのかを伝えます。おむつなし育児の取り組み方、上手くいっていること、おむつは何を使っているか、おむつなし育児をすることでの赤ちゃんの反応など、メリットを多く伝えてみましょう。
保育園の意見を聞く。できるかどうか頼んでみる
保育士さんの意見を聞きます。
おむつなし育児に対して、否定的な意見を保育士さんが言ったとしても、反発しないこと。まずは、保育士さんの考え方をしっかりと聞いて、受け止める姿勢を見せましょう。
保育士さんでもおむつなし育児について全く知らない方が多いと思います。おむつなし育児の本を見せてみたり、保育士さんが興味を示すようだったら貸してあげるのも良いですね。
そのうえで、さらにおむつなし育児の良さを伝え、園でも出来ないかお願いしてみましょう。
保育園では、赤ちゃんのサインを見てトイレに連れて行くのは難しいでしょう。おうちで上手くいっているタイミングを教えてあげましょう。
<例>
「おうちでは、寝起きで必ずトイレに座らせるとおしっこが出ています。トイレでおしっこをすると赤ちゃんが本当に気持ちよさそうだし、一度にたくさん出るのでそのあとは、すごく機嫌がいいんです。」
「保育園ではたくさんの子供を見るので大変だと思います。無理のない範囲で結構ですので、おまるやトイレでさせていただけないでしょうか?」→赤ちゃんの排泄のサインやタイミングなど、実際に上手くいっていることを伝えます。
拒否されたら、とりあえずは諦める。保育園のやり方に従う。
無理強いは禁物です。園には園のやり方・考え方があります。その保育園に入園させると決めた以上は、園のやり方に従いましょう。無理強いしたりすると、保育士さんとの関係も悪くなり、あとあと自分や赤ちゃんが嫌な思いをしてしまうかもしれません。
協力が得られそうな場合には、具体的にどうしてもらえるのか、おむつは何を使うのかなど、明確に話し合いをしましょう。
保育園の事情を赤ちゃんに伝える。
今までの家庭でのやり方と、保育園でのやり方が違うと、始めは赤ちゃんも混乱してしまうかもしれません。
赤ちゃんは、大人が思っている以上に賢く、理解できるので、保育園の事情をしっかりと伝えてあげましょう。
<例>
「保育園では、お友達がたくさんいて、先生が忙しいから、うんちやおしっこをトイレ(おまる)でさせてあげられないの。だから、保育園ではおむつの中でしてね。おうちでは、トイレ(おまる)でさせてあげるからね。」
家庭での様子を連絡ノートに書き続ける。
保育園には、毎日子供の様子を書き込む、保育士さんとの交換日記のような、連絡ノートがあります。
連絡ノートは、毎日保育士さんが目を通すので、連絡ノートに家でトイレやおまるでできたことをかき続けるようにしましょう。どういう時にトイレでできたのか、それとなくタイミングや赤ちゃんのサインを書いておくのも効果的です。
<例>
「今日は、ご飯の後に真顔でうーんと力み始めたので、トイレに座らせたらトイレでうんちがでました!たくさん出たので、すっきりして、気持ちよさそうでした♪」
「寝起きでトイレに座らせたら、トイレでおしっこがたっぷりと出ました!やったー!赤ちゃんもとっても気持ちよさそうで、ニコニコ顔でしたよ♪」
登園・降園時に園のトイレでさせてみる。
毎回じゃなくてもいいので、登園時に家でしてこなかった時や、降園時におむつが汚れていなかった時など、さりげなく赤ちゃんをトイレに座らせてみましょう。出なかったら出なかったでそれも良し。出たら、赤ちゃんに「でたね~!すっきりしたね~!」とちょっと大げさにでもさりげなく、トイレでできることをアピールします。
保育士さんもプロなので、ママができるなら保育園でもやらなくちゃと思って、トイレに座らせてくれる日が来るかも?
2、保育園入園後のおむつなし育児の取り組み方
保育園入園後は、時間が短くてもお休みの日だけでも良いので、無理のない範囲でおむつなし育児を続けましょう。
・保育園から帰宅後、就寝前までの数時間でもOK!
・布おむつの洗濯が負担だったら、家でも紙おむつを使用し、寝起きや授乳後など赤ちゃんの排泄が出やすいタイミングで1日1回トイレでさせるだけでもOK!
・お休みで余裕がある日だけでもOK!
3、続けることに意味がある!無理なく続けて早くおむつを外しちゃおう!
保育園に入園して、紙おむつを使用しておむつなし育児ができなくなると今までやってきたことが水の泡?おうちで時々やるだけでは意味がないんじゃない?
家でもまったくやらなくなってしまうと、「排泄物が身体から出ていることを五感を使って認識する」という感覚がなくなり、後退してしまうのは確かです。
でも、家で1日1回でも、土日だけでも続けることに意味がある!
赤ちゃんは、賢いので1日1回でも、土日だけでもおむつなし育児をすることで、排泄物が出る感覚を覚えていることができます。
保育園に入園しても、排泄物が出る感覚を忘れさせないことが大切です。
仕事を始めてママは忙しいことでしょう。決して無理をする必要はありません。
無理なく1日に1回でもお休みの日だけでも続けていくことで、保育園で本格的にトイレトレーニングが始まると、排泄物が出る感覚を認識できている赤ちゃんは、おむつなし育児をしていない赤ちゃんに比べると早くにおむつが外れる傾向があります。
無理なくおむつなし育児を続けて、早めにおむつを外しちゃおう!!
おむつなし育児と保育園
息子が生後5ヶ月からゆる~く始めたおむつなし育児。
その頃、知識のなかった私は
1歳になって、保育園入園と同時に忙しさからおむつなし育児を断念😟
家では紙おむつに頼りきってしまい、トイトレが大変だった💨
あの時、1日1回でも休日だけでも続ければよかったな😣
— よしぇりん@自然派ナース🧚♀️ママブロガー (@yoshe_rin) 2019年1月26日
息子の保育園入園と同時におむつなし育児を断念した私は、その後のトイレトレーニングで苦労しました。あの頃の私にもっと知識があって、1日1回でもおむつなし育児を続けてあげられていたら、もっと違っていたんだろうなと思います。
まとめ
おむつなし育児は、ママの復職と保育園入園を期に続けられなくなるケースが多々あります。でも、やり方次第では保育園に協力してもらえたり、始めは協力を得られなくても早い段階から赤ちゃんをトイレに連れて行ってくれるようになる可能性もあります。
保育園の方針に従いつつも、家庭でのやり方をさりげなく伝えたり、相談したり、保育士さんと良好な関係を保ちながらお互いに気持ちよく保育園生活を送りたいものですね。
たとえ、保育園で協力が得られなかったとしても、それはそれで大丈夫。赤ちゃんにしっかりと事情を伝えて、おうちではママの無理のない範囲で1日1回でも数時間でも、休日だけでも続けていってください。
短時間でも赤ちゃんの排泄に目を向けて、心を寄り添うママの姿勢は、かならず赤ちゃんに伝わるものです。それが、赤ちゃんの心の土台となって、その後の人生を豊かにします。
保育園に入園したために、おむつなし育児ができないと悔やまないで、保育園に入園していても短時間でも赤ちゃんに寄り添うことができた。そういう気持ちで小さな幸せを見つけながら、コツコツと赤ちゃんとの信頼関係を築いていってくださいね(*^^*)
ご質問などありましたら、いつでもお問い合わせくださいね。
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「おむつなし育児 おまるイヤイヤ期~乗り切るための2つのポイント&対処法」
「布おむつ&おむつなし育児でハッピー子育て♪紙おむつには頼りすぎてはいけない!」
こんにちは!自然派ナース・2児の母・おむつなし育児アドバイザーのよしぇりん(@yoshe_rin)です!
家庭で取り組んできたおむつなし育児。復職のために保育園に入園するからできなくなってしまうと、嘆いているママ!大丈夫です!今まで一生懸命取り組んできたことが無になるわけではありませんし、保育園入園後だって無理なく続けられます。
今回は、保育園入園時のポイントと入園後の取り組み方をお話します。保育園に通いながらでも無理なく続けることで、赤ちゃんとの楽しい排泄コミュニケーションで心の土台を作り、おむつを早く外すことだって可能ですよ。