子供のおねしょ対策:おむつ外し専門家が夜のおむつ外しをしてみた結果~6才までは様子をみてOK 

トイトレが進んで、

日中のおむつが外れるようになると

気になるのが夜のおむつ外し。

おねしょは、いつまでするもの?

このまま様子を見ていて大丈夫?

夜も日中と同じようにトレーニングでおねしょはなくなるの?

などなど

不安や疑問が浮かびますね。

オムツ外し専門家である私も

子供のおねしょには悩まされています。

日中のおむつ外しとおねしょでは、

まったく考え方が違うのですね。

おねしょは、成長と共に自然に治ると言われるが

一向になくならない。

そこで、、、

おねしょをしている子に

夜のおむつ外しをしてみました。

 

今回の記事を読むと

おねしょに対する対処法がわかり、

おねしょする子供を大らかな気持ちで

見守ることができるようになるでしょう(*^^*)

ぜひ、最後までご覧ください。

おねしょは、10歳までに自然になくなることがほとんど

よしぇりん

こんにちは!看護師・2児の母・おむつなし育児アドバイザーのよしぇりん(@yoshe_rin)です!

子どものおねしょがなくならないと、どうすればよいのかな?

と悩みますよね。

実は、私もそうなんです。

母としておねしょに悩み、

どうしてあげたら子どもにとって一番良いのかな?

と、あれこれ考えております。

そこで、私が実践している対処法や

夜のおむつ外しについてお伝えします。

結論から申し上げますと

おねしょは、10歳までに自然になくなることがほとんどです。

小児科での治療開始の目安は、

小学1~2年生頃。

なので、

小学校入学前の6歳までは、

特に心配しないで、

大らかな気持ちで

子どもの成長を待ってあげて大丈夫です。

ただ、生活習慣には、

気をつける必要がありますね。

おねしょの原因

では、

おねしょの原因から簡単におはなしします。

おねしょは、夜に作られるおしっこの量と
膀胱に貯められる量の
バランスが悪いことで起こります。

おねしょのタイプは3つ

1,膀胱にためられるおしっこの量が少ないタイプ

2,夜間に作られるおしっこの量が多いタイプ

3,1・2の両方が合わさったタイプ

 

おねしょの原因は、以下の2点

・膀胱の容量が小さく、夜につくられるおしっこが溜められないこと。

・睡眠中にでる、おしっこの量を抑えるホルモン(抗利尿ホルモン)が少なく、

夜につくられるおしっこの量が多いこと。

 

膀胱の容量は、成長と共に大きくなっていきます。

睡眠中にでる、おしっこの量を抑えるホルモン(抗利尿ホルモン)も

成長と共に睡眠のリズムができてくると、

夜にたくさんの抗利尿ホルモンが作られるようになり、

睡眠中のおしっこの量が減っていきます。

 

これらのことから、

成長と共に

膀胱の容量が大きくなり、ためられるおしっこの量が増え、

睡眠中にたくさんの抗利尿ホルモンが作られるようになることで

夜のおしっこの量が減っていき

おもらししなくなっていくのです。

 

小児科での治療は小学1~2年生から始めるのが一般的です。

治療の開始は、おねしょの頻度やタイプによっても違います。

 

少なくとも6歳までの

幼児期のおねしょは、

成長と共になくなる可能性が高いので

様子を見ていて大丈夫なものです。

 

おねしょ改善は、体の成長が必要
~叱っても治らない

そして、

おねしょの原因をみてわかるように

おねしょ改善には、体の成長が必要ですね。

おねしょは、叱っても治らない。

おねしょで困っているのは、

子ども自身であるということを忘れてはいけませんね。

おねしょ対策
~生活改善からはじめよう!

おねしょは、生活習慣を変えることで

なくなることがあります。

~おねしょ対策~

・薄味
・夕食は就寝時間の3時間ほど前までに
済ませる
・夕食後の水分摂取は控える
・日中は積極的に水分摂取
・寝る直前にトイレでおしっこ

上記が基本的なおねしょ対策です。

生活習慣は、体へ密接な関係があるので

とても大切ですね!

6才になってもおねしょが治らない子への我が家の具体的な対策

朝一にコップ一杯の水をすすめる

日中は、積極的に水分摂取(水かノンカフェインのお茶)を促す

夕食はPM6時まで
(習い事など用事でできないこともある)

夕食時の味噌汁は、汁少なめ

夕食時の水はコップ半分程度
(飲みたがる時には、仕方なく追加)

食事(特に夕食)は、薄味
(もともとうす味だったので問題なし)

寝る直前にトイレへ

このような感じでおねしょ対策をしています。

絶対にしてはいけないこと

あと、大事なことがあります。

夜寝ている時に、

おしっこのために子供を起こすことは、

絶対にしません。

なぜかというと

おねしょの原因のひとつに

「夜のおしっこの量を抑えるホルモン(抗利尿ホルモン)が少ない」

ということがありましたね。

このホルモンは、睡眠リズムが整って

熟眠することで分泌が促されます。

したがって、

ぐっすり眠っている子どもを起こしてしまうことは、

熟眠を妨げて睡眠リズムを崩してしまうことになります。

結果、抗利尿ホルモンがいつまでも十分に分泌されずに

おねしょが治らなくなってしまうのです。

 

「夜は、起こさない」は、

おねしょ対策のひとつとして

とても大切なことです。

おねしょをする子の夜のおむつ外しは効果ある?

結論からお話します。

おねしょを毎日する子ども(特に2回以上)の夜のおむつ外しをしたところで改善は難しいです。

ただし、おねしょが朝方に1回だけの子の場合には、

おむつを外すことによって、

おねしょしなくなることもあります。

4才で夜のおむつ外しをしてみた結果

ほぼ毎日おねしょをする4才の子Aくんの

夜のおむつ外しをしてみました。

結果は、

夜、おしっこがでて、パジャマや布団が濡れてしまっても

気が付かづにそのまま眠っていました。

3週間ほど続けてみましたが変化がありませんでした。

日中のおむつは、3才で外れていましたが、

おしっこが近く、

時々ちびってしまうこともありました。

このことから、

Aくんの膀胱の容量が少なく、

おしっこを十分に溜めれないのではないかと考え、

成長を待つことにしました。

8才で夜のおむつ外しをしてみた結果

8才になったAくん。

成長と共に日中は、おしっこを溜めれるようになり、

ちびってしまうこともなくなりました。

夜は、ほぼ毎日おねしょ。

月1~2回程度おねしょがない日もありました。

8才になったので、

治療を視野に入れ、

まずは、夜のおむつ外しをしてみることにしました。

結果は、、、、

 

惨敗です(;O;)

Aくんは、夜中の1~2時におねしょをして目を覚ましました。

おねしょをして濡れた感覚で目を覚ますことはできたのですね。
(4才の時には、気づかず寝ていたので成長を感じます)

そして、

朝方4~5時頃、もう一度おねしょをすることもありました。

朝方もおねしょを自覚して目を覚ましました。

これを1週間続けた結果、親子共に寝不足になってしまいました(>_<)

 

これでは、日常生活に支障が出てしまいます。

夜のおむつ外しは、断念することにしました。

 

今後は、小児科に受診して診てもらう予定です。

まずは、検査を受けて原因を知ることからですね。

 

日常生活の対策を続けつつ、

子どもの成長を見守っているところです。

おねしょが朝方1回だけの子は、
上手くいくことも!

先程のAくんの場合は、夜中のおねしょだったので夜のおむつ外しが上手くいきませんでした。

 

でも、

おねしょが朝方1回だけの子は、

上手くいくこともあるのです。

Cちゃんは、おねしょをする日もあれば

しない日もありました。

ある時、お母さんが思い切って

夜のおむつをやめ、

パンツで寝かせてみました。

すると、その日の翌朝4時頃、

Cちゃんが「うーん」とうなり声をあげて目を覚ましました。

おかあさんは、もしかしてと思い

「おしっこ?」と聞くと

「うん」とうなずくCちゃん。

そして、トイレに行っておしっこができました!

 

それからCちゃんは、おねしょをすることがなくなって、

朝方におしっこがしたくなると起きて、

教えてくれるようになりました。

 

このように、

夜間のおしっこをある程度溜めることができるようになり、

朝方1回だけのおねしょで

成功する日もあるという子の場合には、

子どもを信じて

思い切っておむつを外すことで

おねしょがなくなるということがあるのですね。

まとめ

子どものおねしょは、

10才までに自然になくなることがほとんどです。

小児科でのおねしょの治療を開始する目安が

小学1~2年生なので、

少なくとも6才までは、

様子を見ていて大丈夫。

おねしょ改善には、

体の成長が不可欠なので、

おねしょで子どもを叱っても良くなることはありません。

おねしょ対策に、生活習慣を改善して、

まずは、子どもの成長を見守りましょう!

 

おねしょ対策は、

・薄味
・夕食は就寝時間の3時間ほど前までに
済ませる
・夕食後の水分摂取は控える
・日中は積極的に水分摂取
・寝る直前にトイレでおしっこ

そして、

夜は、起こさずにぐっすり熟眠させてあげること。

 

おねしょをほぼ毎日、1晩で1~2回以上お漏らしをする子どもには、

夜のおむつ外しをしたところで

おねしょがなくなるどころか

寝不足になって生活に支障がでてしまうので

おすすめできません。

 

朝方に1回だけのおねしょで

成功する日もあるような場合は、

思い切って夜のおむつ外しをすると、

おねしょがなくなる場合があります。

その場合には、おねしょ対策に

防水シートなどの使用をおすすめします。

 

いずれにしても

おかあさんは、

「焦らず、怒らず」

で、こどもの成長を

優しく見守ってあげたいですね(*^^*)

 

参考になると幸いです。

 

日中のおむつが外れておしっこはトイレでできるようになったけど、

「うんちは、おむつじゃないとできない」

という子どもも多いですね。

うんちがトイレでできずに困っているなら、

こちらの記事も参考にしてみてくださいね!

→ NGワード言ってませんか?トイレでうんちができない時の関わり方。おむつ外し専門家が教えるNG行為と対処法

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