トイレトレーニング嫌がる子供のやる気を引きだす6つの魔法

子供がトイレトレーニングを嫌がる時でも、ちょっとした工夫で驚くほど上手くいく方法があります。

トイレトレーニングを始めたが、トイレやおまるを嫌がって座ってくれない。
布パンツを履くのを嫌がって、おむつを脱いでくれない。

これでは、トイレトレーニングが進まず、どうすれば良いのか困ってしまいますよね。

子供がトイレトレーニングを嫌がる時の解決策は、

子供がなぜ嫌がっているのか、その理由を理解して、嫌な理由を排除してあげること。

その子に合わせた方法で、段階を踏んでトイレトレーニングを進めてあげること。

そして、子供がやる気をだすちょっとした工夫が必要です。

この記事を読むと

声掛けやちょっとした工夫で子供のやる気を引き出して、トイレトレーニングが上手くいく方法がわかります。

子供のやる気を引き出しトイレトレーニングが上手くいくための6つの魔法

よしぇりん

こんにちは!看護師・2児の母・おむつなし育児アドバイザーのよしぇりん(@yoshe_rin)です!

子供がトイレトレーニングを嫌がると、どう進めていいか困ってしまいますよね。

今回は、子供のやる気を引き出してトイレトレーニングが上手くいくための6つの魔法をご紹介します。

子供のやる気を引き出す上手くいくための6つの魔法

1、子供に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える。

2、お漏らしは成功。お漏らししても大丈夫と励ます。

3、あそびを取り入れて、トイレ(おまる)タイムを楽しい時間に!

4、決まった時間、タイミングでトイレやおまるに誘って習慣にする。

5、小さなことでも喜び合い、褒めてあげる。

6、自分で選ばせる。

1、子供に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える。

トイレトレーニングを始める前には、子供に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。

それはなぜかというと、子供は生まれてから今までの間、ずっとおむつを着けて、おむつの中でおしっこやうんちをしてくれていました。

人間以外の動物は、おむつなんかしません。

おむつをしないで解放された空間に排泄することが動物の本能であり、自然なことなのです。

でも、赤ちゃんがおむつを着けないと、おしっこやうんちが頻繁に出るので、布団などが汚れてお母さんはとても大変です。

赤ちゃんがおむつを着けるのは、赤ちゃんがおしっこやうんちをしても漏れて布団などが汚れないようにするためです。

赤ちゃんのおむつは、大人のために着けていると言っても過言ではありません。

赤ちゃんもおむつの中でおしっこやうんちをするのは、気持ちが悪い。

でも、お母さんが楽に赤ちゃんのお世話ができるように、赤ちゃんがおむつを着けて、汚れを引き受けてくれていたのです。

お子さんは、お母さんのために今までおむつを着けてくれていました。

そのおかげで、お母さんは、赤ちゃんの排泄のお世話を楽にすることができましたね。

そのことに対して、

「ありがとう」

と、感謝の気持ちを伝えましょう。

「今までおむつを着けて、おしっこやうんちをしてくれてありがとうね。おかげで、お母さん助かったよ。○○ちゃんは、もう大きくなったからお母さんやお父さんと同じように、トイレでおしっこやうんちをしようね。練習すれば、できるようになるから、一緒に頑張ろうね」

お母さんが子供に対して感謝の気持ちを持ち、このような言葉かけをしてあげることで、子供も安心します。

そして、お母さんも子供も気持ちを楽にトイレトレーニングに向き合うことで、スムーズに進みやすくなります。

2、お漏らしは成功。お漏らししても大丈夫と励ます。

お漏らしは、失敗じゃなくて成功です。

トイレトレーニングに失敗は、ありません。

「お漏らしは、成功なんだよ。だから、お漏らししても大丈夫だよ」

「叱らないからね」

「お母さんも小さい時はできなかったの。練習すればできるようになるから一緒に練習しようね」

このように子供が安心してトイレトレーニングに取り組めるような声掛けをしてあげましょう。

お漏らししても大丈夫。練習すればできるようになる。

そう思えると、子供のやる気もアップします。

お漏らしは、今までおむつの中だけで排泄していた子供が、おむつの外で排泄できるようになったという、排泄に向けての第一歩です。

お漏らしをすることで、自分の身体からおしっこやうんちが出ていることを感じ、おむつの外で排泄するという感覚を取り戻していくのです。

「お漏らしが成功とは思えない」「おむつ外しのステップがわからない」というお母さんは、次の記事を読んでみて下さいね。
トイトレのやり方3ステップ 2歳前後で排泄が自立するための方法

3、あそびを取り入れて、トイレ(おまる)タイムを楽しい時間に!

遊び感覚で、トイレ(おまる)タイムが楽しい時間になると、子供がトイレを嫌がることが少なくなります。

トイレ(おまる)タイムは、親子の楽しいコミュニケーションタイム!

1回のトイレ(おまる)タイムは、2~3分程度でもOK!

トイレ(おまる)タイムを楽しくする工夫

絵本を読む(子供の好きな絵本、トイレ関係の絵本、トイレに座ったらコレという絵本を決めても良いですね。)

手遊びをする(グーチョキパーでなに作ろう、これっくらいのお弁当箱に、いーとーまきまき など)

にらめっこ

シールの利用(トイレに座ったら貼る、おしっこやうんちが出たら貼る、10個たまったらスペシャルシール!など)

トイレ屋さんごっこ
→お母さんがトイレ屋さん。子供がお客さん。
お母さん「いっらっしゃいませ!トイレ屋さんです!トイレはいかがですか?」と、楽しいそうに子供に声をかけます。
子供は、「はーい」とのってくれたりします。
トイレチケットを作ったり、トイレカードでポイントがたまるなど、いろいろと工夫するとより楽しくトイレができるようになります。

男の子におすすめ!まとあて

→男の子は、的に向かっておしっこをする習性があります。
そのため、トイレの中に的を作ってあげると、いっきにやる気がアップします。
トイレットペーパーにマジックで鬼の絵を書いて、「鬼をやっつけろー!」
うちの息子は、消防士が好きだったので、「トイレの中が火事だー!消火だー!」と言うと、トイレを嫌がっていても一気にやる気がでてで、おしっこで消火してくれました(笑)
トイレトレーニングシートという、おしっこをかけると絵が浮かぶシートも売っています。

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4、決まった時間、タイミングでトイレやおまるに誘って習慣にする。

まずはトイレやおまるに座ることになれることから始めましょう。

決まった時間やタイミングでトイレやおまるに誘って、トイレやおまるに座る習慣をつけていきましょう。

おすすめのタイミング

・おむつ替えの時

・ごはんの前後

・お風呂の前

・外出の前後

・起床時

 

おむつ替えの時は、おむつにすでにおしっこが出ていても、また出ることもありますし、おむつを外すので良いタイミングでもあります。

子供が嫌がらなければ必ず座らせるようにしましょう。

また、立っておむつ替えができるのであれば、おむつ替えはトイレですると、トイレという空間にも慣れていきます。

起床時やごはんの後、外出の後は、おしっこやうんちが出やすいタイミングでもあります。

ただ、座ることに慣れていない段階で、トイレやおまるに座った時におしっこやうんちが出ることを期待するのはよくありません。

出なくても、トイレやおまるに座ってくれればいいや!程度のゆる~い気持ちでいきましょう!

トイレやおまるに座ることに慣れれば、いずれトイレやおまるで出るようになる日が必ずきます。

それまでは、トイレタイムが苦痛にならず、楽しく座れるように関わってあげましょう。

5、小さなことでも喜び合い、褒めてあげる。

小さな成功体験が子供のやる気を引き出します。

小さなことでも、親子で心を通わせ、喜び合い、そして褒めてあげましょう。

大げさにほめる必要はありませんが、「○○できたね」「がんばったね」と、

できたことを認め、子供の頑張りを褒めてあげましょう。

褒める時のポイント

結果を褒めるのではなく、頑張った過程を褒めること。

上手くいった結果を褒めていたら、上手くできないとダメなんだと思ってしまうことがあります。

頑張った過程を褒めると、結果はどうであれ頑張ることが大切ということが伝わり、目標に向かって頑張れる子供になります。

これは、トイレトレーニングだけではなく、全てに対して言えることです。

例えば・・・・

「ママ、トイレ!」と言って

トイレに行ったけど、

トイレに座る前におしっこが出てしまった。

こんな時は、
「失敗した」ではなく、

「おしっこが出る前にトイレと言えた」

これは、間違いなく成功。

子供が頑張った証ですね(*^^*)

大いに喜び、褒めてあげましょう!

我が家の長男は、現在小学生になりましたが、お勉強ではたとえ間違えていても一生懸命頑張ったことを褒めています。(間違えたところは、そのあと教えています。)そうすることで、勉強にも一生懸命取り組んでいます。

6、自分で選ばせる

この時期の子供は、自分の行動は自分でで決めたいという気持ちが芽生えています。

そのため、お母さんに一方的に決められると嫌がることが少なくありません。

そんな時には、子供自身に行動を選ばせてあげましょう。

例えば、おむつ替えの時、

「おむつにする?パンツにする?」

「どのパンツがいいかな?」

おしっこやうんちがしたそうな時、

「トイレに行ってみる?おまるにする?お風呂場にする?」

場所や方法の選択肢を与えて、子供に選ばせてあげましょう。

まとめ

子供がトイレトレーニングを嫌がっていても、お母さんの声掛けやちょっとした関り方の工夫で、子供のやる気を引き出すことができます。

トイレトレーニングで子供のやる気を引き出す6つの魔法

1、子供に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える。

2、お漏らしは成功。お漏らししても大丈夫と励ます。

3、あそびを取り入れて、トイレ(おまる)タイムを楽しい時間に!

4、決まった時間、タイミングでトイレやおまるに誘って習慣にする。

5、小さなことでも喜び合い、褒めてあげる。

6、自分で選ばせる。

お母さんと子供の気持ちが前向きになると、いっきにやる気がアップします。

中には、時間がかかる子もいます。

しかし、毎日の関りの中で、繰り返し繰り返しこの方法を取り入れていくことで、いつか必ず、子供自身が「がんばる!」「やってみる!」と思えるようになる日が来るはずです。

その日まで、根気が必要ですが、お母さんも焦らずゆっくり、子供を見守ってあげましょうね。

無理は禁物。お母さんの負担にならない範囲で。

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