NGワード言ってませんか?トイレでうんちができない時の関わり方。おむつ外し専門家が教えるNG行為と対処法

トイレトレーニングでよくあるお悩みの中に

「うんちだけトイレでできない」

というものがあります。

うんちの問題は、とてもデリケートなので

焦りは禁物です。

こどもがトイレでうんちができるようになるためのポイントには、

〇声のかけ方

〇原因を知る

〇環境を整える

などがあります。

この記事を読むと

子どもがトイレでうんちができない時の

やってはいけないNG行為や

原因と対処法がわかり、

子どもがトイレでうんちができるように関わることができるようになります。

子供がトイレでうんちができない時の関わり方

よしぇりん

こんにちは!看護師・2児の母・おむつなし育児アドバイザーのよしぇりん(@yoshe_rin)です!

まず大切なことは、うんちにマイナスイメージを持たせないことです。

ことばのかけ方がとても重要です。

そして、お子様の気持ちに寄り添って、環境を整えてあげることも大切ですね。

【子供がトイレでうんちができない時の9つの関わり方】

1,焦らずゆっくり、子供の気持ちに寄り添ってあげる。

2,うんちにポジティブなイメージを持たせる声掛け

3,一緒にうんちを観察して健康チェック

4,毎朝、朝食後にトイレに座る習慣をつける

5,好きな姿勢で良いので、おむつを外してうんち

6,おむつをしたままでもトイレに座ってみる

7,トイレに踏み台を用意する。(おまるでも良い)

8、トイレでしたくない理由を聞いてみる。(話ができる子であれば)

9,トイレに行きたくなる環境づくり。

【子どもにかけたい声掛け】

「すっきりして気持ちがよかったね」

「食べたものがこんな風にうんちになって出てくるんだね」

「元気なうんちがでたね」

1,大切な心構えは、「焦らずゆっくり、子供の気持ちに寄り添ってあげる」こと。

うんちの問題は、とてもデリケートです。

無理強いをしてしまうと、

おうちでもうんちを我慢してしまうようになります。

うんちを我慢すると慢性的な便秘になって、

もっと大変な思いをするので、

お子様の気持ちを受け止めてあげる関りが大切ですね。

ポジティブな声掛けを意識して、 焦らずに見守ってあげてほしいと思います。

2,うんちにポジティブなイメージを持たせる声掛け

うんちにポジティブなイメージを持てるような言葉かけが大切ですね。

うんちにマイナスのイメージを持っていると

おむつ外しも難しくなってしまう場合があります。(詳しくは、後述します。)

 

「すっきりして気持ちがよかったね」

と、声かけを続けることが大切です。

おむつの中でも、どこでしても

うんちがでた時には、

「うんちが出てすっきりしたね」

「すっきりして、気持ちがよかったね」

と声かけをします。

うんちをすることは、人間として当たり前のこと。

そして、うんちをする=「排泄」は、

人間の基本的な欲求です。

大人も排泄すると、

すっきりして、気持ちがよいですよね。

3,一緒にうんちを観察して健康チェック

うんちは、健康のバロメーター。

こどもと一緒にうんちを観察して、

健康チェックをするのも良いですよ(*^^*)

「食べたものがこんな風にうんちになって出てくるんだね」 とか、

「元気なうんちがでたね」とか、

「お野菜いっぱい食べたから、元気なうんちが出たんだね」などなど。

食べたものが、うんちになって出てくるという、

食べ物とうんちの関係がわかるような声かけを心がけてみましょう。

4,毎朝、朝食後にトイレに座る習慣をつける

本来うんちは、朝に排泄されるのが自然なものです。

特に起床後少ししてから

または、朝食後が出やすい時間帯です。

でなくてもよいので、2~3分程度でも良いので、

お子様がいやがらなければ、

トイレに座るという習慣をつけていきたいですね。

5,好きな姿勢で良いので、おむつを外してうんち

トイレに座るのはイヤ、

でもトイレに座らなくても、おむつを外してできそうなら、

おむつを外して、 立ったままでよいので好きな体勢でうんちをさせてあげてみてください。

場所は、トイレの中でも、リビングでも、こども部屋でも

こどもがここでならできる!という好きなところでさせてみましょう。

その時、ママは、おむつや何か適当な容器でうんちをキャッチ!

トイレではなくても、おむつを外してうんちができれば、

それが、おむつ外しの第一歩です。

6,おむつをしたままでもトイレに座ってみる

どうしてもおむつじゃないとできない時は、

こどもの気持ちを受け止めて、

おむつでさせてあげつつ、

おむつのままトイレに座るように誘ってみましょう。

嫌がる場合は、無理強いはしません。

しかし、1回2回であきらめないで、

うんちがしたそうな時は、毎回トイレに誘う声掛けはしましょう。

「トイレにすわってしたら、もっとすっきりして気持ちがいいよ」

「トイレですると、おしりにうんちがつかないから、気持ちがいいよ」

などです。

トイレに誘う時のお母さんの心構えは、

「イヤならトイレに座らなくてもOK!でも、座ってくれたらラッキー!」

位のゆる~い気持ちで、さらっと子供に声掛けすると、ストレスにもなりませんよ(*^^)v

 

おむつのままトイレに座ってうんちができるようになったら、

おむつに小さな穴をあけて、

徐々にその穴を大きくしていき、

最後はおむつなしでできるようにしたおかあさんんもいらっしゃいますよ(*^^*)

7,トイレに踏み台を用意する。(おまるでも良い)

トイレには、踏み台を用意してあげましょう!

家庭のトイレは、子どもにとってとても大きく、足がつきません。

足がつかずにぶらぶらした状態だと、子供が不安に感じたり、

力が入りにくく踏ん張れないので

トイレでうんちができないという子もいます。

まだ用意していなければ、こちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。

⇒ トイレトレーニングに踏み台が必要な4つの理由。トイレでできなかった子がうそのように変わる環境づくり

トイレに踏み台を用意してもできないのであれば、

まずは、おまるからはじめてみるのもおすすめです。

 

8,トイレでしたくない理由を聞いてみる。(話ができる子であれば)

お話できる子であれば、 なんでトイレがイヤなのか 聞いてあげましょう。

こどもが理由を話してくれたら、

どうしたらトイレでできるようになるのか、一緒に考えてみましょう。

こどもがトイレでできない原因をできるだけ取り除いて、

サポートしてあげるのが、親の役目です。

こどもの気持ちに寄り添った関りを心がけたいですね。

9、トイレに行きたくなる環境づくり。

トイレに行きたくない理由を排除して、

おしっこと同様に、トイレに行きたくなる環境づくりが、大切です。

トイレでうんちをしたくない理由の一つに、

うんちをした時の、水の飛び跳ねがあります。

水がおしりにかかってイヤ。これは、大人もイヤですよね。

事前にトイレの中にくるくると丸めたトイレットペーパーを入れておくと、

水の飛び跳ねを防止できます。

また、トイレに行きたくなる環境づくりとしては、

・好きなシールを壁に張る

・置物を置く

・トイレ専用の絵本を用意する

・トイレカードを作る

など、遊びを取り入れてトイレが楽しくなる工夫をしましょう。

例えば、

トイレカードは、ポイントカードのようにして

トイレに座れたらシールを貼る。スタンプを押す。など

10ポイント貯まったらスペシャルシールを貼れるなど、

アイデア次第で遊びの幅が広がりますね。

こんなことしていませんか?NG行為

【子どもがトイレでうんちができなくなってしまうNG行為】

こどものうんちがでた時に

「くさい」「きたない」と、

イヤな顔をして言う。

 

子どもがトイレでうんちができない原因のひとつに、

うんちに対してマイナスイメージを持っているということがあります。

おむつ替えのたびに

おかあさんが「くさい」「きたない」と、

イヤな顔をして言っていると

こどもは、うんちをすると

おかあさんがイヤな顔をする。

うんちは、汚いものなんだ。

うんちは、イヤなもの。

といった感じに、うんちにマイナスイメージを持ってしまいます。

うんちにマイナスイメージを持っていると、

隠れてうんちをするようになってしまう可能性があります。

事例紹介:トイレでうんちができなかった子が話してくれた理由。

おしっこはトイレでできるけど、

4歳になってもうんちだけは、おむつに履き替えて隠れてうんちをしていた子。

なぜ、うんちをトイレでしたくないのか、

その子のお母さんが聞いてみたところ

「うんちをすると、臭いし汚いし、おかあさんイヤでしょ?だからトイレでうんちしないの」

と答えたそうです。

そのお母さんは、おむつ替えの時に

「くさい」「きたない」と、言っていたそうです。

恐らく顔もイヤな顔になっていたのではないでしょうか?

その子は、完全にうんちに対してマイナスのイメージを持っていて、

きっと、

「おかあさんは、うんちをするとイヤだから、おかあさんの前でうんちをしない方がいい」

と思い、隠れておむつの中でうんちをしていたのでしょう。

子どもなりのやさしさ、配慮を感じます。

でも、うんちに対してマイナスイメージを強く持ちすぎると

幼稚園や学校、社会に出てからも、とても生きずらくなってしまう可能性があります。

外出先でうんちができないと、便秘になってしまう可能性も大いに考えられます。

できれば、

うんちに対しては、ポジティブに捉えられるように関わってあげたいですね。

「うんちは、人間としてだれでもするもの。

食べて排泄することは、健康を維持するために大切なこと。

そして、排泄するとすっきりとして気持ちが良い。」と、

ポジティブに捉えられると、

人間としての基本的欲求が満たされ、

豊かな人生を生きるための基盤にもなるのです。

おすすめ絵本

五味太郎さん「みんなうんち」

この絵本を読むと、

子どもにうんちに対してポジティブなイメージを待たせることに役立ちます。

「動物は、みんなうんちをすること」

「いろんなうんちがあること」

を子供に伝えることができます。

私の好きなフレーズ。こどもに伝えてほしいフレーズは、

「いきものは たべるから」

「みんなうんちをするんだね」

です。

トイトレ中のこどもには、ぜひ読み聞かせたあげてほしい絵本です。

まとめ

トイレでうんちができない時の関わり方は、

1,焦らずゆっくり、子供の気持ちに寄り添ってあげる

2,うんちにポジティブなイメージを持たせる声掛け

3,一緒にうんちを観察して健康チェック

4,毎朝、朝食後にトイレに座る習慣をつける

5,好きな姿勢で良いので、おむつを外してうんち

6,おむつをしたままでもトイレに座ってみる

7,トイレに踏み台を用意する(おまるでも良い)

8、トイレでしたくない理由を聞いてみる(話ができる子であれば)

9,トイレに行きたくなる環境づくり

【子どもにかけたい声掛け】

「すっきりして気持ちがよかったね」

「食べたものがこんな風にうんちになって出てくるんだね」

「元気なうんちがでたね」

まずは、焦らずにゆっくりとこどもを見守ってあげる姿勢が大切です。

そして、うんちにマイナスイメージを持たせないことが大切ですね。

うんちに対して 「汚い。臭い」は、NGです。

うんちがでた時は、 「すっきりして気持ちがよかったね」 との声掛けを続けること。

あとは、 食べたものがこんな風にうんちになって出てくるんだね。 とか、 元気なうんちがでたねとか、 一緒にうんちを観察して、 健康チェックをするのも良いですよ(*^^*)

うんちは、健康のバロメーターですからね。

そして、 本来うんちは、朝に排泄されるのが自然なものです。

特に起床後少ししてからまたは、朝食後が出やすい時間帯です。

でなくてもよいので、2~3分程度でも良いので、お子様がいやがらなければ、トイレに座るという習慣をつけていきたいですね。

どうしてもおむつじゃないとできない時は、

こどもの気持ちを受け止めて、

おむつでさせてあげつつ、

おむつのままトイレに座るように誘ってみましょう。

トイレに座るのがイヤ、でも場所はどこれも良いのでおむつを外してできそうなら、

おむつを外して、 立ったままでよいので好きな体勢でうんちをさせてあげてみましょう。
(ママは、おむつ等でうんちをキャッチ!)

お話できる子であれば、 なんでトイレがイヤなのか 聞いてあげることも大切ですね。

また、 トイレは踏み台がないと、 力が入りにくくできないというこもいるので、 踏み台を用意してあげると良いです。

イヤな理由を取り除く関わり、環境づくりがとても大切ですね。

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